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サガカンの、最新情報。

共に高め合う、仲間がいる。

共に高め合う、仲間がいる。

  • 2021/7/13学校生活
  • 3年次領域別実習前半を終えて

  • 領域別実習の前半が終わりました。今年は新型コロナウイルス感染拡大防止のため、病棟での実習は2週間、学内実習が1週間という形でのぞみました。私のグループでは、在宅実習で生活者としての視点をもち、対象が望む生活を支援する大切さを学び、母性看護では命の誕生の儚さと素晴らしさを知り、学生が家に帰って自身の親に自分の生まれた時のことを聞くきっかけともなり、成人Ⅲでは終末期の患者さんと関わり、患者さんらしい生のまっとうやスピリチュアルペインとは何だろうと悩みました。
    2年次の老年Ⅱは緊急事態宣言下ということもあり、急遽全て学内に切り替わりました。先生方が工夫を凝らして学生が学べるような事例を準備して下さり、SPさんが2回来校されたことで、学内演習であってもロールプレイングから継続的な視点をもって看護展開できました。しかし、今回改めて臨床での実習に行かせていただいたことで、患者さんと関わりを通して生の声や不安、思いから多くを考え、共に心がゆれうごき、戸惑い、悩み、本当に多くのことを学ぶことができました。コロナ禍で臨地実習が進められたことに、心から感謝申し上げます。後半の実習もグループメンバーと支えあい、この学びをいかしていきたいと思います。

    3年学生

    私たち3年生は各論実習前半の3クールを終えました。
    始まる前は緊張と不安で押し潰されそうでしたが、グループメンバーと共に協力し、励まし合いながら実習を乗り越えることができました。今までは1クールずつだったため、3クールも続くと思うと不安でいっぱいでしたが、終わってみるとあっという間でした。
    精神看護学実習では、患者さんとの関わりを通して自分の傾向を知り悩むこともありましたが、悩みがあるからこその学びがたくさんありました。そして、主体となるのは患者さんであり、患者さんの求めている方向にどうしたら近づけられるのかを考えていかなければなりません。しかし、全てを患者さんの思い通りにするのではなく、その人にとって最善なものは何かを考える大切さも実感しました。
    看護の基盤である精神看護で学んだことは、全領域に通用することであり今後の学びに活かしていきたいと思います。
    これから夏休みに入りますが気分転換をしつつメリハリをつけて後半の実習もみんなで頑張っていきたいと思います!

    3年学生