在校生インタビュー
相模原看護専門学校に通う学生たちは、年齢、キャリア、ライフスタイルも様々。
高校を卒業して直ぐに入学した学生はもちろん、大学や社会人を経て入学した学生など、多様な学生のそれぞれの視点から相模原看護専門学校についてお話を聞きました。

T.Hさん
1年生
社会人入学
看護師を目指した理由
私は入学前から医療関係の仕事をしていました。仕事をする上で人に「ありがとう」と感謝をされることにやりがいがある!と感じていたため、今後も医療従事者として働こうと決めていました。
そんな中で自身のスキルアップを考えた時に、患者さんが入院している時はどう過ごしていたか?リハビリは何をしていたのだろう?今飲んでる薬の効果・副作用はなんだろう?と疑問に感じる回数が増え、より良い医療を提供するためには患者さんを知ることが大切だと気付きました。そこで新たに看護を学び、知識と技術を身につけて医療に貢献しようと思い、看護師を目指すことを決意しました。
グループ学習で良かったことは?
一番はクラスメイトと交流ができることです。グループワークをする上で自身の知らない一面を知ったり、普段話さないクラスメイトとも話す事ができるので、実は共通の趣味のある友人を見つけたり、新たな発見が生まれる貴重な時間です。座学の時よりも活気があり、眠気も吹き飛びます。グループでまとめた内容を前に出て発表するときのドキドキ感もたまりません。
教育訓練支援給付金について
本校では、社会人の方は条件を満たしていれば、専門実践教育訓練給付金・職業訓練支援給付金を利用することができます。この制度を利用するには管轄のハローワークに数回足を運ぶ必要があります。
アドバイスとしてはサガカンに合格して入学を決意したらすぐに行動してください。後回しにしてしまうと失業保険やら各種保険の手続きに時間がかかります。初めてのことでバタバタするので、余裕を持った行動をお勧めします。

H.Iさん
1年生
現役入学
アルバイトについて
今は週1or2で、入っています。
次の日が休みだと長く寝れるため、金、土に入っています。
後輩に向けて
自分次第で色々なことが変わってきます。
頑張れば少しずつ自分の力になってきます!
学校での勉強について
少しずつ勉強についていけるようになりました。
テスト前は、再試になりたくなかったため、テスト直前まで沢山勉強をしました。
初めの頃は、聞いた事のない医療用語などがほとんどだったため、頭にも入ってこないし、家で復習する気も起きませんでした。
ですが、テストを受けていくうちに点数が高いと少し嬉しくなって次も頑張ってみようかなという気持ちがでてきました。
テストの少し前から勉強を始めていくうちに、少しずつ勉強に追いつけるようになりました。
毎日の復習は私はできないので、気が向いたらやっています。
自分がやりやすい勉強方法でやることが1番身についていくと思います。

M.Tさん
1年生
現役入学
この学校を選んだ理由
私は看護師になると決めた時にいくつかの専門学校や大学のオープンキャンパスに行きました。
ここだと決めていた専門学校があったのですが、友達の誘いでサガカンのオープンキャンパスに来てみました。すると、自分が決めていた学校よりも学生の雰囲気が良かったことはもちろん、なにより先生の雰囲気が全く違って温かい雰囲気を感じ、最終的には直感を信じてここの学校に決めました。
また、満員電車に乗りたくなかったので自宅から近く通いやすい点も良かったと思います。
そして、私が通っていた高校の指定校でもあり指定校推薦を使って受験することができたのも決め手でした。
入学してからも、本当にオープンキャンパスで見たままで、先生方もとても優しく、充実した学校生活を送れています。
学校での勉強はどうですか?
高校までの勉強とは違い、内容がとても専門的です。集中して授業を受けたり、テストでは60点以上が合格なので、アルバイトやその他の予定と両立しながら普段から復習をすることが大変だなと感じます。ですが、大変だからこそ先生方もわかりやすく教えてくださったり授業時間外でも質問に答えてくださったりします。
また、面談などで勉強で困ってることはない?と聞いてくださるので、専門的な勉強でも自分なりの勉強法を確立させることができると感じています。
大変な中でも頑張れる理由は、先生方がわかりやすく教えてくれるということもありますが、学校での勉強が実習でも本当に活きてくるので、大変な勉強内容の先には患者さんがいるということを感じると頑張れるなと思います。
また、1ヶ月に12個テストがあったり大変な月もあったのですが、一緒に励まし合える友達がいるおかげで頑張れています!
学生と教員の距離が近いと感じた事はありますか?
実習前の放課後や実技試験前の放課後はとくに、演習室を使って技術練習をすることがあるのですが、授業だけではわからなかったことやその時間に新たに生まれた疑問点を質問しに行くと、その場で答えてくれるだけではなく一緒に練習に参加してくださったりアドバイスをくださるので、本当に優しいし学生と教員の距離が近いなと感じました。
また、授業時間外も世間話をしたり、チューターの教員と面談をする機会があるので、そこで勉強の話だけではなく趣味の話もしたりします。楽しく話すことができるのでそのようなところも学生と教員の距離が近いところだなと感じます。

A.Iさん
1年生
現役入学
この学校を選んだ理由
学校説明会に行った際先生と学生さんが話している姿を見て関係性がとても良いなと思ったからです。
また、家族が相模原看護専門学校に通っていたからです。
実習で心に残ったこと
元々自分の意見を言うことが苦手で、実習中も想いを言葉にすることが出来ず、うまくいかない実習が続いていました。しかし先生や指導者さんと一対一で話す機会を設けていただき、向き合って話すと、とっても気持ちがスッキリしました。
その後の実習は楽しく良い緊張感を持って行えました。
アルバイトについて
基本は週3で入っています。
急な課題が出ても対応できるように月〜木曜日の中で一回、残りは金曜日、土曜日に入っています。
アルバイトがない日に学習をすればアルバイトをしながらでも大丈夫です。
実習中はアルバイトはおやすみしますが実習の前後は入れるので丸々1ヶ月入れない事は2年生まではありませんでした。

Y.Kさん
2年生
現役入学
看護師を目指すきっかけは
小学生の頃から保健室の先生になりたいと思っていました。その後医療ドラマの救急看護師に憧れを抱き、看護師を目指しました。
この学校を選んだ理由は
教員と学生の距離が近いと思ったことです。それは実際に入学してからも実感しています。困ったことがあると親身に相談に乗ってくれます。(服装がいつもと違う時は気づいて「かわいい!」と言ってくれます!)
アルバイトなどはしましたか
飲食店でアルバイトしています。テストや実習の予定を確認しつつ計画的に取り組むことが大切です。
学校での勉強はどうですか
みんなはじめは分からないです。だからこそ学生同士で協力し合いながら学習していくことでみんなで成長することができます。座学・課題・実習が重なる時が正直大変ですが、全て今後の自分のためになってくることなので「無駄」になることは決してありません。
頑張れる理由は?
学校の友達がみんなそれぞれ頑張っているからです。そして、自分たちが授業・実習を通して得た理想の看護師像があるからこそ、その目標に向かって歩むことができるのだと思います。
グループワーク学習で良かったと思うことは?
グループワークをしていくにあたって、他者の意見を聞き入れる力がついたり、様々な方向から見た自分だけでは思いつかなかった意見を得ることができるのでとても楽しいです。
実習までに準備したことは?
実習に行く病棟に多く入院している疾患の知識、看護援助技術の復習などをしました。
実習で困ったことや支えてもらえたこと
アセスメントで自分が考えていることの中で何かが引っかかる場面があった時には、教員にその困っているという事実・分からないけど何かが自分の中で引っかかっているということを伝えることで一緒に話し合いながら解決への糸口を探してもらいました。
就職活動はどのようにすすめましたか
1年生の頃から夏のインターンシップに参加しました。どんな病院なのか見に行く程度でも良いと思うので、参加しておくことが大切だと思います。
2年生ではより多くの病院のインターンシップに参加し、就職を考えながら参加しました。自身で行きたい病院のエントリーのスケジュールを確認し、書類作成に取り組みました。書類作成では教員に協力してもらい、心強かったです。
国家試験対策はどのようにすすめましたか
どこでもできるアプリを活用して通学時などの時間を活用し学習しています。
これまでの学校生活を振り返っての感想は
大変なこともありますが、その分達成感を得られます。

M.Yさん
2年生
現役入学
この学校を選んだ理由
他の看護学校と比べて学費が安い!
あとは教員と学生の雰囲気がよく楽しそうだなと思ってこの学校を選びました。
この学校に入学して感じたこと
看護学校って思ったより余裕があるなと感じました。
1年時は基本座学で勉強できないって人でも丁寧に授業してくれるのでわかりやすいと思います。
これまでの学校生活を振り返って
1、2年は結構遊べて楽しかったです!
キツくなるのは3年の実習が始まってから!

Y.Tさん
2年生
社会人入学
以前はどんな仕事をしていたのですか?
前職は、皮膚科のクリニックで医療事務やクラーク(診察室で電子カルテの入力などをする)業務に就いていました。
教育訓練支援制度は利用しましたか
教育訓練支援制度を利用しています。この制度は、ハローワークで申請手続きを行いますが、入学が決まったらまずはとにかく早めに相談しにいくことをお勧めします。3〜4月はとにかく混み合うので、この時期にいく場合は、時間に余裕を持って行くのがいいと思います。
また、それとは別に現在私は病院の奨学金制度も利用しています。奨学金の種類によっては就職先の病院が限られます。いろいろな病院を見てみたい希望があれば、1年次は借りずに実習やインターンシップを利用して病院を知ってから2年次に学校で申し込み可能な奨学金や、それぞれの病院が独自で行っている病院奨学金を受けることも可能です。私は2年次から病院奨学金を受けています。
私は独身で学校入学と同時に実家に戻って来たこともあり、教育訓練給付金や奨学金の金額だけで生活できているので、アルバイトはしなくてもなんとかなっています。
この学校に入学して感じたこと
サガカンはいい意味で周囲との距離感が近いです。私は社会人を10年ほど経験してから入学したので、周囲の現役生たちと馴染めるかすごく不安でした。2年経った今は現役生達とも年齢の違う社会人ともコミュニケーションを取り楽しく学校生活を送っています。
また、教員との距離も近く、勉強や実習、国試のことだけでなく雑談もできるほど関わりやすい教員ばかりです。
普段から色んな人と交流ができることは、看護師になってからも必要なスキルだと思いますが、このコミュニケーションスキルはサガカンだからこそ得ることができたものだと思っています。互いの年齢や経験を尊重し合う校風がサガカンにはあると思います。なので、もし不安に思ったことや困りごとがあるときは、周囲に相談していくといいと思います。
入学してからは、時間が本当にあっという間に過ぎていきます。座学や演習、テスト、課題、実習などやることが山盛りで寝る間を惜しむ日も多少ありますが、みんなで一緒に乗り越えています。友達というよりも、仲間といった感覚です。周りと励まし合いながら頑張っています。
受験生へメッセージ
私は社会人入試で入学しました。合否に関係があったかは分からないですが、私が面接で意識したのは「なぜこの学校で学びたいと思ったのか」と言うところです。
サガカンは自由な校風(もちろん責任も伴いますが)で、少人数でのグループワークが多く、演習時には各グループに先生が1人付き添って教えてくれたりします。自分から質問するなど、積極性の求められる授業スタイルなので、自主的な学習ができると感じてサガカンを選び、面接でも伝えました。
倍率が高かったので入学できたのは奇跡だと思いましたが、どんな看護師になりたいのか、そのためにはどのような学習環境が自分にとって必要なのかなど、自分の思いや考えをしっかり伝えられるよう面接の練習をされるといいと思います。
受験に合格することがゴールではないので、自分の中で看護師になってどうしていきたいのかなど目標を明確にしておくと、入学してからも挫けずに学校生活を送れると思います。

S.Aさん
3年生
社会人入学
学生と教員の距離が近いと感じた事はありますか?
学校のこと以外でも、なんでも相談にのってもらえるところや、一緒に盛り上がってくれるところです。
学校での勉強はどうですか?
課題が重なったり、追われたりすることはありますが、空きコマなどを利用してコツコツと終わらせています。
頑張れる秘訣は、元々やらなければいけないことなどは後回しにしたくない性格のため、自分の中で目標を設定することで頑張れているんだと思います。
子育てと勉強の両立の秘訣は?
子どもと向き合う時間と課題などに取り組む時間を決め、どっちも疎かにならないようにしています。実習期間中は記録も多いですが、実習が終わってから保育園に迎えに行くまでの少しの時間などで少しずつ終わらせるようにしています。ただ、実習期間は普段と比べるとあまり構ってあげる余裕がないため、その分土日や休みの日に一日中おもいっきり遊ぶなどしてバランスを保っています。構ってあげられない日が続くと、子どももストレスがたまり、「もうママお勉強やめて」と言われることもありますが、そういった時は手を止めて5分ぐらい遊んだり、お話したりしてなんとかやれています。
1、2年と3年の違いは?
3年生で特に苦労した点は、1.2年生と比べ座学が少なく実習がメインで、多重課題に追われる日々をこなすことが大変でした。
しかし、2週間ごとの領域別実習は各領域によって思考のポイントや疾患の特徴が異なるため、事前学習の大切さも実感しました。
また、日頃の学習だけでなく、実習環境に適応するために体調管理やメンタルを維持することの大切さも同時に学ぶことができ、臨床に出てからも必要な力だと感じました。
領域別実習の合間にあるテストや、実習を終えてからの看護研究、本格的に始まる国試対策も振り返るととても大変でしたが、辛いときに友人や教員たちに支えてもらったことや友だちと遊んだり休み時間などでオンオフを上手く切り替えることで乗り越えることができ、大変なことばかりでなく良い思い出になっています。

Y.Aさん
3年生
現役入学
これまでの学校生活を振り返っての感想
実習やテスト、提出物など多くの課題に追われる日々で、人生で初めて徹夜をして過ごしたこともありました。そのため、楽しいことよりも大変だったり辛かったことの方が多いようにも感じます。しかし、そんな時に友人と遊んだり話すことで辛いことを乗り越えることができ、振り返ってみるととても充実した3年間を過ごすことができました。そして、3年間クラスが変わらないのと、グループワークが多く色んな人と関わることができるので同じ目標を持った仲間との絆も深まり、互いに支え合いながら過ごすことができたのも、乗り越えられた要因だと考えます。また、実習などで患者さんと関わることや、他者との関わりを通して、自分の強みや課題が見えてくるようになり、自己理解を深められると共に、考える力が身に付いたようにも感じます。3年間の色々な経験を通してとても成長できたと思います。
就職活動について
採用試験が早くて3年生の4月から始まるので、1、2年生のうちからインターンシップなどに参加していました。実習先や市内就職が基本となるため、選択肢がそこまで多くなく、実習で病棟の様子も見ることができるため、決めやすいと感じました。希望の就職先が決定したら小論文の添削を教員にお願いしたり、放課後の時間を使って面接の練習などを行いました。実習中の採用試験になることもあるため、早めに準備していくと良いと思います。
後輩へのアドバイス
この3年間は簡単に乗り越えられる時間ではないかもしれません。でも、辛いことがある分、大きなものを得ることもできます!この学校は、辛い時など教員にも相談しやすい環境なので、時には周りに頼りながら、自分なりの息抜きの仕方を見つけて充実した学生生活を送って欲しいと思います。頑張ってください!

I.Yさん
3年生
現役入学
国家試験の苦労をどう乗り越えましたか?
12月まで実習があり2月の国家試験まで時間がなく、勉強する内容も広く大変でした。勉強はひたすら問題を解きながら分からない言葉等はすぐに調べて「分からないまま」にならないようにしていました。
模試の点数が中々上がらず、焦る気持ちもありましたが、教員やクラスメイトに助けてもらいながら国試に挑む事ができました。毎日勉強だけでは疲れてしまうため、週に1日遊ぶ日を作り、次の日から勉強というサイクルを教員からアドバイスをもらい、モチベーションをキープしていくことができました。
これまでの学校生活を振り返っての感想は
入学当初は本当に看護師になれるのか、また男子は少ないため友達作りも不安に感じていました。
1年は実習は少なくほとんどが座学のためひたすら講義を聞いており、まだ実習や国試に対しては深く考えていませんでした。
2年では実習や講義が半分程になり講義のレベルが上がり、自分は勉強が得意ではないため付いていくことに必死でした。実習も失敗を繰り返してしまい、3年間を通して1番辛い年だったと思います。しかし、辛いことも多いですが勉強になることが多かった年でもあるため3年の実習や国試に意識が向いていきました。
3年は実習や国試があり、とにかく忙しかったです。そんな中、多くの人に助けてもらいながら乗り越えることができ、充実した3年間を過ごすことができました。
後輩へのアドバイス
勉強や実習と3年間で多くの苦労があると思いますが、1人で溜め込まずクラスメイトや教員と相談しながら、自分なりに一つ一つ向き合ってテストや実習、国家試験を乗り越えていってください。その先に必ず成長があります。応援しています。

S.Kさん
3年生
社会人入学
この学校を選んだ理由は?
私がこの学校を選んだ理由は2つあります。
まず、オープンキャンパスに参加させて頂いた際に、教員と学生の距離が近く、アットホームな雰囲気だったことがとても印象に残り、勉強する環境として魅力を感じました。
もう一つは、専門実践教育訓練給付金・教育訓練支援給付金の対象講座だったという点も大きなポイントでした。
学生と教員の距離が近いと感じたのはどんな時ですか?
入学してから、講義や演習で疑問や困ったことがあった際に聞きに行くと、理解するまで熱心に教えて頂いたことがありました。
また、廊下ですれ違うと教員から話しかけて頂いたり、気にかけて頂けるので、相談もしやすく、改めて教員と学生との距離が近いと実感しました。
学校での勉強はどうですか?
学年が上がるごとに、座学や実習が大変になっていきますが、勉強したことが今後の自分のためになると考え、前向きに取り組むことで、乗り越えてきました。
また、友人の存在も大きく、大変なのはみんなも一緒で、みんなも頑張っているのだから、私も頑張ろうという気持ちになることができます。
卒業生からのメッセージ
本校を卒業して、看護師として活躍している先輩たちからのメッセージ。この学校で学んでよかったことや、就職先の病院での話など、現役の看護師ならではの内容が満載です。(令和元年5月にメッセージをもらいました。)

金子さん(7回生/学校法人北里研究所 北里大学病院勤務)
看護学生の頃は、臨床実習やテストなど目まぐるしい毎日で、大変なこともたくさんありましたが、サガカンはアットホームな環境だったので、先生方へ質問もしやすく学生同士協力し合いながらそれらを乗り越えることができました。授業ではグループで話し合い、発表する機会が多く、自分の考えをまとめる方法や伝え方が学べたり、たくさんの価値観に触れる中で自身の看護観を培うことができました。また、病院で働く看護師や医師の講義や、生体シミュレーターを使った学内演習などもあり、臨床で役立つ知識や技術を学ぶことができました。僕は北里大学病院で働いています。急性期にある患者と関わる中で、自分の未熟さに気がつくことも多いですがサガカンで学んだ知識や経験が土台となって今の自分がいるのだなと実感することが多いです。辛いこともありますが、患者さんから「ありがとう」等の言葉をもらうと看護師になってよかったなと思います。これからも、サガカンでの学びを忘れずに患者にとって安心安楽な看護を提供できるよう努力していきたいです。

雨宮さん(9回生/神奈川県厚生農業協同組合連合会 相模原協同病院勤務)
私が看護師を目指すきっかけとなったのは、自分の職場に看護学生さんが実習に来て、生き生きと患者さんに関わっている姿を見て看護師に憧れを抱いた事でした。今は、助産師一年目ですが、サガカンに入学し、学習を進めていく中で、就職先を決めるために参加した病院のインターンシップで出産直後の母親と赤ちゃんに接する助産師の姿を見て、生命の誕生に直接携わる助産師の仕事に感銘を受けたことが目指すきっかけです。サガカンでは、先生方が熱心に学生の声に耳を傾けてくれます。私が助産師になりたいと言った時も願書の書き方や面接対策などの受験対策を熱心にしてくださいました。卒業後も先生方が気にかけてくださり、看護師2年目で助産師学校を受験し無事に合格した際もずっと応援してくれた心強い存在でした。先生方やクラスメイトと築いた3年間は実習などで大変なこともありましたが、一つひとつの困難を乗り越えるために諦めない強い気持ちを培い、お互いに支え合うことの大切さを学んだ3年間でもあり、臨床に出た今でも原動力になっています。今後は母親と赤ちゃんが安全・安心に分娩に臨むことができるように支援していくこと、新しい生活を迎えるにあたり少しでも不安を軽減し、前向きに育児に取り組むサポートができる助産師になれることを目指して成長していきたいと思います。

望月さん(10回生/医療法人社団相和会 渕野辺総合病院勤務)
私は高校生の時に人と関わる仕事に就きたいと考え、周囲の勧めもあり看護師を目指しました。看護学校を何校か検討した中で、サガカンは当時1学年が40名と少人数制であったことが魅力的でした。学生と教員の距離が近く、温かな雰囲気で学生生活を過ごせると思い、サガカンに進学を決めました。私が3年生になった年に1学年の定員数が80名に増えましたが、その時も変わらず臨地実習や就職活動について親身に相談に乗っていただきました。授業ではグループワークや演習が多くあり、今もその時の内容を思い出して日々の看護に役立てることが出来ていると感じます。授業以外にも課外活動や、地域の方々と交流する機会があり、充実した学生生活を送ることが出来ました。私自身、優良な学生ではなく、勉強も苦手だったので何度も挫けそうになりましたが、先生方に手厚くサポートしていただきました。先生や仲間に何度も背中を押して貰い、実習や国家試験を乗り越えることができました。現在、私は渕野辺総合病院の内科病棟に勤務して3年目になり、プリセプターとして卒業校の後輩のサポートを行っています。看護師としてまだまだ未熟ですが、後輩指導を通して看護師として成長し地域を支えていきたいと思います。

中村さん(9回生/医療法人社団博奉会 相模ヶ丘病院勤務)
私が看護師を目指すきっかけとなったのは、出産のため入院し、初めての出産、子育ての不安でいっぱいの中、親身になって話を聴いてくださった看護師の存在があったからです。その看護師さんとの出会いから、私自身が誰かのためになる仕事がしたい、同じ子を持つ親や不安を抱える人の力になりたいという思いが強くなり、看護師を志望しました。サガカンに入学し、子育てをしながらの学校生活は辛い時もありましたが、同じ目標を持ったクラスメイトの存在、家族、教員など周囲の大きな支えもあり、充実した学校生活を送ることができました。サガカンは、教員と学生の距離が近く、何でも相談できる環境で、自ら学ぶという姿勢が自然に身につきました。また、カリキュラムの中にはチュートリアルという少人数制で行うグループワークがあり、そこで相手の思いを傾聴しながら、自分の気持ちを伝えるというコミュニケーションの基本も学ぶことができました。そして、自然に相手を思いやる気持ちも身につき、看護師として働く現在でも、患者様や他職種との関わりの中で大きく役立っていると思います。

安田さん(11回生/医療法人社団仁恵会 黒河内病院勤務)
サガカンを卒業し、臨床で働き始めてから2年目になりました。日々の忙しい業務の中、ふと学生の時に実習で受け持った患者様を思い出すことがあります。実習では一人一人とじっくりと向き合い、疾患だけではなく患者様のその人らしさを知り、看護を行っていました。先生方はとても真剣で熱心な指導をしてくださり、私たちの課題に向き合い直面している壁を共に乗り越えてくださっていたように感じます。そのため各実習はとても濃く、学びが詰まっていた日々でした。また、クラスメイトの支えも大きく、性別も年齢も異なるみんなで課題に取り組むことで、それぞれの価値観があり物事の着目点も異なることを再確認でき、実習ではチームとしての意識を持って取り組むことができました。実際に働き始めてからもチームワークは重要であり、学生時代の経験が活かされていると感じています。看護師としてまだまだ未熟で力不足を感じる毎日ですが、先生方、クラスのみんな、そして患者様から学ばせて頂いた多くのことを糧にし、初心を忘れず日々努力していきます。

西野さん(11回生/独立行政法人地域医療機能推進機構 相模野病院勤務)
私が看護師を目指した理由は母が看護師をしており、幼い頃から母の姿を見て育ちました。母の働く姿を近くで見た時に活き活きと働く母はとても輝いて見えました。幼いながら私も母みたいになりたいと強く思いました。看護師になるため進路を考える時に様々な学校に見学に行きました。サガカンに決めた理由としては、看護師としての感性を高めることができると感じ、アットホームな雰囲気の中伸び伸びと学ぶことができると思い進学しました。3年間の学生時代は辛いことや大変なこともあり挫けそうになることもありました。しかし先生方、クラスの皆が親身になり支えてくださり乗り越えることができました。自分が辛い時に誰かが支えてくれたおかげで前を向き頑張ろうと思えました。その経験から患者さんが辛い時は側で身体的、精神的にも支えされる存在でありたいと日々思い患者さんと接しています。今後も身体的、精神的にも患者さんを支えていける看護師でいたいと思います。

砂賀さん(10回生/医療法人財団明理会 相原病院勤務)
私が看護師を目指すようになったのは、小学生の時に喘息で入院したことがきっかけでした。実際にサガカンに入学し、看護師になる為の勉強をすればするほど、憧れと現実とのギャップに打ちのめされることが何度もありました。そのたびに先生や同期の学生の言葉に支えられ、様々な困難を乗り越えてこられたのだと実感しています。いざ学校を巣立ち、看護師として働くようになると、これまで学んだ全ての事が自分の看護の中に生きていると感じました。学校の演習室で何度も練習したシーツ交換や清拭の技術であったり、繰り返し反復して覚えた解剖生理学の基礎知識であったり、講師に来てくださった現役看護師の体験談であったり、今でもふとした瞬間に想起しています。今、看護師として働き始めて3年目になりました。後輩ができ、指導する側になっても、未だに一人前には程遠いと感じる場面に何度も直面します。看護師を続ける限り勉強や努力に終わりはありませんが、その分可能性も無限にあるのだと思います。今後も目の前の患者さんやご家族のためにできることをひとつひとつ積み重ね、自分の看護を成長させていきたいと思っています。









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専門実践教育訓練給付制度厚生労働大臣指定講座となりました。制度については厚生労働省のホームページにてご確認ください。
本校は高等教育の修学支援新制度の対象校です。授業料減免や給付型奨学金などを受けられる国の制度です。