私たち2年生は10月26日から10月30日まで老年看護学実習Ⅰの病院実習を行いました。
今年度は日数を短縮する形になり、短い期間内で疾患や患者さんを捉えることに難しさを感じました。しかし、実習期間が短いからこそ自己の思考の整理をし、期間内で患者目標を捉えなければならないとも感じました。
老年期の患者さんは様々な人生を送って価値観を構築されており、生活史に着目することはとても重要です。
患者さんがどのように人生を構築し、人生についてどう考えているのかを感じとることで、患者さんが望む退院後の生活についてや退院後に起こりうる身体や生活環境の変化、現在阻害されていることが見えてくる事を実感しました。
今回の実習を通して、疾患の理解を深めることはもちろんのこと、患者さんを一人の人としてみて関わる事がとても重要であると学びました。
また、休息・食事・排泄・活動・身じたく・コミュニケーションの生活の6つの視点に加え、強み・持てる力に着目し、老年期の生活をどう維持していくか、という視点でみるが重要であると学びました。
今回、コロナ禍による短い実習期間となりましたが、たくさんの事を学びました。今後の実習でも学ぶ姿勢を忘れずに意欲的に取り組みたいと思いました。
2年学生