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サガカンの、最新情報。

共に高め合う、仲間がいる。

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  • 2019/11/28学校生活
  • 老年看護学実習Ⅰを終えて

  • 私たち2年生は「老年看護学実習Ⅰ」のため10月の中旬から約1週間老人保健施設、10月下旬から約2週間病棟実習をさせていただきました。
    この実習は夏休み前の「基礎看護学実習Ⅱ」の後に行われる初めての各論実習でした。実習の記録用紙も今までの実習で使用していた形式のものとは異なり、老年実習用のものを使用しました。そのため、慣れない形式での記録や老年期における目標志向型での目標立てなどに苦労しました。老年期にある人の生きる目標とは何だろうと悩んだり、戸惑ったりすることが沢山ありました。しかし、そんな時は先生や指導者さんに指導していただいたり、グループメンバーと分からないことを日々のカンファレンスで話し合うことで自身の視野を広げ、答えを見つけることができました。また、病棟実習では受け持ちさせていただいた患者さんが実習期間中に元気に退院されるという嬉しい体験もできました。
    「老年看護学実習Ⅰ」を終え、これから12月には「成人看護学実習」、来年2月には「老年看護学実習Ⅱ」が待っています。今回の実習では老年期にある人の特徴や生活を支える援助について考え、沢山の学びを得ることができました。次の実習は成人看護となりますが、今回得た学びを忘れずに「老年看護学実習Ⅱ」では更に老年期にある人の看護について学びを深めていきたいと思います。
    このように充実した実習を経験させていただける今の環境に感謝し、楽しみながらこれからも日々学習に励んでいきます。

    2年学生

    私たちは老年実習で施設実習と病院実習を終えました。患者さんの生活から患者さんの望み、強みがどこにあるのか、「老いる」ということはどういうことなのかなど考えさせられた実習でした。受け持ちさせて頂いた患者さんは、まさに老年期の喪失感を抱えており、慢性疾患の治療を受け続けなければならない苦痛を抱えていました。その方は日頃から気配りを大切に生活されていました。患者さんが治療の痛みで苦痛の表情見せた時、学生にも気づかいされ痛みを訴えて来ない場面で、どう声を掛けたら良いか、どうすれば良いのか分からなくなってしまいました。患者さんの苦痛に寄り添いたいと思う反面、何もできませんでした。私たちが次に行う実習は成人の実習です。辛い治療の間でも実習生の私たちにまで気を配り、暖かい応援の言葉をくださった患者さんのためにも、次の実習も頑張りたいと思いました。

    2年学生