私は看護教員になり今年で5年目となります。これまでの担当領域は成人、老年、今年度から在宅看護を学生さんと共に学んでいます。この度の緊急事態宣言延長により、授業案のご指導をいただいた新井先生はリモートでご参加くださいました。自分では意識できていなかった授業の構造を可視化してご解説いただき、リフレクションでは新井先生の問いかけを教員間で考え意見交換したり、他の教員からの助言を聞くことで課題も見え、その課題を解決するために考え、行動していくことが看護教員として学生さんへの責任を果たすことにつながると考えます。研究授業には多くの時間が必要であり、通常の講義、実習と並行しながら、教材研究、授業内容や方法の検討など要する労力も大きいです。しかし、研究授業を通して得られる学びにはその時間や労力に見合う以上の価値があると感じています。このような機会を与えていただき、今後もさらなる授業の改善を目指し、研鑽していきたいと思います。どうもありがとうございました。