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サガカンの、最新情報。

共に高め合う、仲間がいる。

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  • 2021/1/6学校生活
  • 成人看護学実習Ⅰを終えて

  • 2年生は、11月末より11日間の成人看護学実習Ⅰに行ってきました。実習の目的として、「生活の再構築をめざす人の特徴を理解し、セルフケア行動の確立やライフスタイルの変更・修正に向けての看護を学ぶ」とあり、それぞれの学生が受け持ち患者さんを通じて、慢性的な病気を患っている患者さんが元の生活へ戻っていく回復過程を学びました。
    患者さんの病みの軌跡(病を受け入れる過程)を知り、患者さんが治療やリハビリテーションを生活の一部としてどう捉えているのかを知るために、今までの実習で学んだことを活かしながら対象理解に努め、看護ケアへつなげていきました。ただケアを行うのではなく、そのケアによって「病の受容」「自己効力感」「セルフケア」がどのように意味付けされているのかなど、自分のケアを振り返りました。
    実習へ行くと、学校の座学では得ることの出来ない学びがあります。多くの学生がたくさん悩みながら実習を進めていくのですが、沢山悩んだ経験は私たちを成長させていると思います。今回はコロナの影響で11日間という短い実習期間となりましたが、それぞれの学生が多くの学びを得られました。今回の学びを今後の実習で活かし、患者さんにより良い看護を提供できるよう、意欲的に実習や勉強に臨んでいきたいと思います。
    2年学生

    私は11月下旬から約2週間、成人看護学実習Ⅰを行いました。そこで私は初めて手術を控えた患者さんを受け持たせてもらいました。私の受け持った患者さんは、冗談を言いつついつも笑顔で接して下さる優しい方でした。手術について医師から、症状の進行を遅らせることが目的であり視力の回復は見込めないこと、術後一時的に視力低下が起こることを説明されていました。しかし実際手術を受けて見えていた目が殆ど光を感じなくなるという経験をされ「何も見えない、何も出来なくなってしまう」「情けない」等不安な気持ちを表出されていました。それに対して私は無力感を感じつつも患者さんの「話したい」というニードを満たせるように関わり続けました。その後患者さんの視力は術前の状態に回復し、落ち着きを取り戻されています。
    実際に関わったことで患者さんの悲嘆に対して誠実に向き合い続けることの難しさを感じました。今回の関わりを今後の学びに活かしていきたいと思います。
    2年学生