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サガカンの、最新情報。

共に高め合う、仲間がいる。

共に高め合う、仲間がいる。

  • 2020/12/8学校生活
  • 看護研究発表会を終えて

  • 私達3年生は、これまでの実習での学びについて研究テーマを決め、看護を深めてきました。看護研究を授業の合間に進めていく事は非常に大変でしたが、患者との関わりを通して学んだこと、実践した看護について、文献を用いて理論的に考えていきました。自己の傾向とも向き合いました。看護を一つ一つ振り返り、自分が患者にどのような影響を与えたかなどを踏まえながら考え、まとめていくのはとても難しかったです。これで良いのかと悩み、担当の先生とも何度も話し合いながら修正を重ね看護の学びを深めました。
    発表会では、6つの教室に分かれて発表を行いました。とても緊張しましたが、発表する事で、改めて患者との関わりを思い出し、自分が行ったケアの意味について考えながら発表することができました。また、他のクラスメイトの発表を聴くことにより、一人一人が、どのような思いで看護を深めてきたのかを知り自身の学びにもつながりました。発表後は、活発な意見交換が行われ、自分が実践した看護を振り返ることで、実習では気付くことができなかったケアの意味や、先生や指導者さんからの教えて頂いた指導の意味を改めて理解することができました。1、2年生も参加し、3年生がどのような看護を実践してきたのかを知ることにより、自分達のこれからの実習にも活かせる学びの機会になったのではないかと思います。また、先生方々からの講評も頂き、学生全体での学びの共有と知識をさらに皆で深めることができました。全ての実習、研究発表会を終え、3年生はこれから国試に向け、学年全体で共に学びながら取り組んでいきたいと思います。
    3年学生

    先日、看護研究発表会が行われました。私たちが行ったのは、後ろ向き研究といって、過去の実習での関わりから看護を振り返り、看護の質の向上を図るものです。
    研究は領域別実習の合間に進めてきました。看護研究では、まずテーマを決めるところから始めます。テーマは上手くできたことではなく、1番自分が疑問に思ったこと、気になったことを抽出して研究に当たりました。疑問に思ったことをそのままにせず振り返り考えることで、さらにより良い看護の質を高めることにつながってゆくのだと学びました。
    発表の前には、事前に要点をまとめて発表に挑みました。人の前に立って発表を行うのは緊張しましたが、自分の考えを聞き手に伝わりやすく話すという勉強にもなりました。また、他の学生の発表を聞くことで、様々な関わり方や考え方を知ることや、自分ならその場面でどうするだろう…など考えたりする機会になりました。発表では、1・2年生も聴講し、質疑応答を行いました。
    看護研究発表会を通じて、改めて患者さんやご家族、病棟の方々、学校の先生方、グループメンバー、たくさんの人たちに支えられて看護を学ばせて頂いてきたのだと感じました。発表は終わりましたが、研究で得られた学びを患者さんに、根拠に基づく看護としてお返しできるようになりたいと思います。
    3年学生