- 2020/3/11学校生活
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老年看護学実習Ⅱを終えて
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私たち2年生は2月に3週間、老年看護学実習IIを行いました。この実習では老年看護学実習Ⅰと同様、老年期にある人の特徴や生活を支える援助について考えることに加え、健康障害をもつ高齢者に看護を展開していくというものでした。
私が受け持たせていただいた患者さんは、がんに対する不安を抱えた方でした。がんについて話を伺いたい気持ちがある反面、かえって患者さんに不安を与えてしまわないかと悩み、患者さんにどう声をかけたら良いのかが分かりませんでした。そこでカンファレンスで相談し、メンバー同士で意見交換をしました。先生を含め、グループメンバーの意見を聞いたことで、患者さんにあった関わり方を自分なりに見つけることが出来ました。この経験から改めて、多職種による連携や情報共有を通して、1人の患者さんを理解することの大切さを学びました。また患者さんを理解していく際に、患者さんの言動を鵜呑みに、または自己の想像で容易に捉えてはいけないと感じた場面もありました。患者さんを決めつけた捉え方では、患者さんの本当の気持ちが汲み取れず、適切な看護を提供することが出来ないからです。どうしてこんなことを言うのか、なぜそのような行動を取ったのか、まずは患者さんに直接確認していくことで患者さんの理解にも繋がると学ぶこともできた実習でした。
2年生の実習を全て終え、次は3年生としての各論実習が始まります。就職活動や国家試験勉強、座学をしながらの実習となります。多重課題を上手くやり遂げていけるのか今から不安になっていますが、学年のみんなと協力しあって乗り越えていきたいと思います。また受験生という意識も持ちながら、春休みを有効に使って勉強に取り組みたいと思います。
2年学生2年生最後の実習が終わりました。1年生の時に比べてとても大変でしたが、学ぶことが沢山ありました。
老年看護学実習Ⅱでは、老年期にある患者さんの現在の希望やこれからの生活について看護をしていく中で考えました。何年という月日を送られてきた長い生活史のある患者さんの思いを汲み取ることが難しくて、とても苦戦しました。しかし、患者さんから笑顔が見えたり「ありがとう」という言葉に、とても嬉しくなりました。
3年生に向けて2年最後の実習でしたが、私たちにとって何が足りなかったのかなど自分の傾向を活かして3年生の実習に取り組みたいです。
2年学生
専門実践教育訓練給付制度厚生労働大臣指定講座となりました。制度については厚生労働省のホームページにてご確認ください。
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