1月30日、私達2学年は老年看護援助論Ⅲの演習として7名の模擬患者さんをお招きしました。事前に各グループごとに事例展開した結果、看護として何ができるかを考え演習に臨みました。関わりの中で老年期という段階にある今までの生活史から築かれた思いや生活、そして未来を感じとる難しさを感じた一方で、紙面上の事例だけでは知りえない関わることでしか分からない患者さん自身の思いを聞くことが出来ました。その思いを大切にしながら、出来なくなってしまうから諦めるのではなく、どう一緒に近づけていけるかを考えられる関わりをしたいと感じました。
今回の演習からの学びを次の実習に生かせられるようにしたいと思います。

2年生学生

昨日、老年看護学援助論Ⅲの授業で、高齢者の大腿骨頸部骨折手術後14日目の患者さんの看護を、7名の模擬患者さんにお越し頂き、演習を行いました。14グループでしたので模擬患者さんにはお一人２回、対象の患者さんを演じていただき、その後リフレクションを行いました。
模擬患者さんからは、臨床では実際起こっていても患者さんから表現されることなく、「気づかずに過ぎてしまう」看護師として大切なことを、率直にお話ししていただきました。学生はその体験から、高齢者を支援するということの意味を思考するきっかけをいただき、その後実習で看護を深めていきます。
２月４日からの老年実習Ⅱ、頑張って！！

授業担当教員