10月29日(土)、白優祭が開催されました。今年度の白優祭は80名定員になってから初めての白優祭で、例年を上回る来場者数でした。今年も春から白優祭の準備をしてきて、上手くいかないことも沢山ありましたが、今年の白優祭のテーマである「Face to Face ～向き合う心～」の精神で、学生同士協力して乗り越えることができました。当日は講演会やバンド演奏、模擬店なども大変ご好評をいただき、とても楽しい文化祭にすることができました。

　講演会では、地域の方々も大勢楽しみに来てくださりました。講演は「ディズニーにおける向き合う心」をテーマに株式会社ＰＡＣより石坂秀己様に来ていただきました。看護学生としてこれから患者さんとコミュニケーションをとるうえで何が重要なのか、普段の授業や実習などでは学べない角度からお話を聞くことができました。

　模擬店では２年生が中心となって、前日から買い出しに行ったり、ポスターや装飾などを作ったりと準備を進めてきました。当日は大きなトラブルを起こすことなく、学生同士活気のある模擬店にできたと思います。特に人気だったのは今年度から復活した焼きそばで、実際に食べてみると来年もぜひやってほしいと思うくらいおいしく仕上がっていました。

　その他にもキッズルームや技術体験、健康チェックなども人気の企画となっておりました。看護学生ならではの視点で、「来てくれた人にどうしたら楽しんでもらえるか？」や「どうしたら看護や健康に興味を持ってもらえるか？」について工夫を凝らしていました。また、進路相談では、実際に今通っている学生が「実習って大変？」や「アルバイトってできる？」、「学生同士の雰囲気は？」などの質問に対して生の声を届けられたのではないかと思います。

　実行委員長として全体を総括してみて一番感じたのは、本気になった時の学生の力でした。試験や実習、看護学生のつどいなど、いろいろと準備をスムーズに進められませんでしたが、短い時間でも協力すれば大きな力を発揮することができることに感動しました。来年は今の１年生が主体となり白優祭を運営していきますが、今年よりもさらに良い白優祭になることを願い、２年後、３年後と卒業しても毎年来たくなるような白優祭にしてほしいと思いました。

　最後に、今回ご来場していただいた皆さまと、ご支援していただいたすべての方に感謝を申し上げます。来年以降も続いていくこの白優祭をぜひ温かく見守っていただければ幸いです。

白優祭実行委員長　中嶋泰樹