私たち3年生は半年間の実習の締めくくりで統合実習に行きました。
統合実習は今までの各論実習とは違い、
現場看護師のシャドウイングを行い実際にどのような業務を行っているかを見学させてもらいました。
初日は看護師の方の後ろに付いていくのが精一杯で家に帰ってからの疲労がすごく「本当に自分は看護師になれるのか」と不安になってしまいました。

2日目以降は自分なりに現場の看護師が多重課題にどのように優先順位をつけて業務を行っているのかを、観察しながらシャドウイングをさせてもらいました。
看護師という仕事は本当に忙しく、日々の業務に追われながら患者さんと接していかなければなりません。その中で看護師看護師同士の情報交換・報告・連絡・相談は大切であると学ぶことができました。
また、忙しい中でも患者さんに対しての一言を忘れないということも看護師、患者の信頼関係の構築の上で大切であると知ることができました。

統合実習では他にも2人の患者さんを受け持たせてもらいました。
安静度の違う患者さんのケアの優先順位をどうしたら良いかの多重課題にも取り組みました。
今回の実習で実際に臨床に出たときの看護師の仕事内容が少し理解できたように感じます。
貴重な経験をさせていただいた指導者ならびに病棟スタッフ、患者様に感謝いたします。