- 2021/2/15学校生活
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老年看護援助論Ⅲ模擬患者演習
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2年生の老年看護援助論Ⅲで模擬患者様との演習を行いました。
この演習では、疾患や障害がある高齢者の方が望む生活を送るにはどのような関わりが必要かを考えていきます。模擬患者さんと関わる前に、学生は一生懸命、患者さんの思いや気持ちを想像しながら、疾患や生活背景などを考え、演習当日を迎えました。
関わりをとおして、退院後への思いや生活の不安などを聞かせていただいたり、学生さんたちのどのような声掛けや援助が、患者さんの心を動かし、歩くことへつながったのか、など共にリフレクションをして深めることができました。
模擬患者の皆さまのおかげで紙面では得られない気づきがたくさんありました。新型コロナの感染拡大が言われるなかで、そのような不安を全く感じさせない演技に私たちが力をいただきました。感謝の気持ちでいっぱいです。今年は、新型コロナの影響で学内実習となりましたが模擬患者さまのお気持ちを学びに繋げられるよう来月からの学内実習を学生と共に頑張りたいと思います。教員 山崎
私達2年生は老年看護援助論Ⅲの授業で模擬患者さんに各グループで考えた看護計画を実施させて頂きました。
私達のグループでは、日常生活の振り返りとシャワー浴の介助を行いました。今回の演習を通して、老年期の患者さんには一人一人生きてきた歴史が長くあり、生活のこだわりや「今まで通り暮らしていきたい」という思いが強くあることに気付きました。看護師の目線では、「これは危険だ。やめてほしいな。」と感じることはありますが、それを「やめてください」と一言で禁止するのではなく、どのようにしたら その方の望み通りに生活し、安全に望みを叶えることができるのかを患者さんと共に考えていくことが大切であると思いました。高齢になると筋力が低下したり、思い通りにできないことが増えてしまいがちです。しかし、そこで終わりにするのではなく、その人の今ある力でできる方法を見つけていければ、生活の質がより高くなるのだと実感しました。
新型コロナウィルスの感染拡大に伴い大変な中、こうした学びの場を提供して下さった模擬患者さんには感謝の気持ちでいっぱいです。皆様のおかげで学びができていることに感謝し、今後の看護に活かしていきたいと思います。2年学生
専門実践教育訓練給付制度厚生労働大臣指定講座となりました。制度については厚生労働省のホームページにてご確認ください。
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