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サガカンの、最新情報。

共に高め合う、仲間がいる。

共に高め合う、仲間がいる。

  • 2020/9/28学校生活
  • 研究授業を終えて

  • 先日、茨城大学の新井英靖先生のご指導のもと、研究授業を実施させていただきました。初めて担当する教科で不安もありましたが、先生にご指導を頂く過程で、私自身の思考が整理され、無事授業を行うことができました。また、授業とリフレクションを通じて、新井先生はじめ、多くの教員にご指導を頂き、アクティブラーニングへの理解も深まったと思います。今後の授業に活用します。
    授業担当教員 長島

    9月17日在宅看護援助論IIの授業では、在宅で生活を送る方の事例検討をグループに分かれて行いました。
    この授業の目標は2つあり、事例から起こりやすいリスク・事故とその予防・防止の対策を記述できること、望む生活・生き方を考えることができることでした。
    その事例の内容とは要介護3、認知症なし、未婚で知的障害のある弟と二人暮らしをしていて、複数の既往歴と内服薬がある方についてでした。
    私たちは、病院ではなく在宅で生活を送る方の看護を考えるためにその方の身体だけでなく家の中の構造で危険な場所はないか、一緒に生活している家族について、地域との関係性はあるかなど様々な視点から患者の理解を深めていきました。そして、その方の望む生活は自宅で趣味の畑仕事をすること、好きな物を食べることなど今まで通りの生活がしたいということだと考えました。しかし、患者の望む生活をそのまま送ることを選択してしまうとこれまでの病気が再発・悪化するというような問題が起きてしまうことに気が付きました。そこからグループで話し合いをし、患者が望む生活と健康面を考えた生活をバランス良く送ることが良いのではないかという結果になりました。しかし、実際はそのバランスを取ることが難しい点であるよう、ジレンマの様な思いで授業が終了しました。あと一回の授業が楽しみです。
    2年学生