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共に高め合う、仲間がいる。

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  • 2020/3/13学校生活
  • 在宅看護学概論の事前授業【研究授業】

  • 1月10日に2年生から始まる在宅看護学概論の事前授業がありました。
    授業内容は4人グループが4冊の絵本の中から自分でひとつ選び、自分の読んだ絵本の感想をグループ内で伝え合うというものでした。
    絵本はあらゆる年代の終末期の患者さんが病院ではなく家に帰って家族といたい、最後にディズニーランドに行きたいなど、病気を患っていても自分の意思にしたがって最後まで生き抜くといった印象的な内容でした。
    私は、今生きていることはとても尊い事で、最後の1秒まで自分の人生を生き通す事の凄さを感じ、その生き方も人それぞれ十人十色の生き方があるんだなと思いました。
    私はこの授業では改めて「生きるとは」ということを考えさせられました。 これからの在宅看護学概論の授業が楽しみになりました。
    1年学生

    今回の研究授業では、在宅看護の対象となる「人生」という目に見えないものを、いかにイメージするかということと、多様な価値観が存在する場となるかを焦点にグループワークを行いました。イメージのきっかけとなる教材として、様々な人々の生き抜くさまを、写真と文章で表現した絵本、「いのちつぐ 『みとりびと』」(國森康弘著 農山漁村文化協会)シリーズを用いました。各自1冊を読み、自分の中に自然に湧いてきた気持ちを基に対話を進める過程で、自らの体験などもふまえた考えなど多様な価値観が存在する場となりました。また、多くの学生が「死」についても語っていたことが興味深く、改めて「生」と「死」のつながりを意識しました。
    授業後のリフレクションでは、ご指導いただいた茨城大学教育学部 新井英靖教授より、「アクティブラーニングの授業づくりのポイント」をテーマにいただき意見交換をしました。そこでは、安心して自由に気持ちや考えを表現できる環境や力のある教材を選定すること、自然に語りが深まっていく流れを作ることなど意見をいただきました。
    ご指導くださった新井先生、学びの場を下さった皆様に感謝申し上げます。
    研究授業担当教員