- 2016/7/5学校生活
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模擬患者さんにケアを提供しました
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2年生は7月に基礎看護学実習を行います。これに先立ち、6月28日(火)「看護過程論」の授業の中で、ライフプランニングセンター(理事長:日野原重明先生)から来ていただいた模擬患者さんに対して計画立案した看護ケアを提供しました。
学生たちは、計画してきた「口腔ケア」「体位変換」「バイタルサイン測定」「部分清拭」をグループで実施しました。模擬患者さんたちは、脳梗塞で左半身麻痺がある状況と発症から間もない苦悩を実にリアルに演じてくださいました。
模擬患者さんとの振り返りでは、「笑顔がよかった」「声の調子が聞きやすかった」というコメントとともに、「話し方が早くて聞き取りにくい」「もう少し、しっかりと力を入れて身体の向きを変えてほしい」「なぜ、食事を食べる必要があるのかを話してほしい」「どうですか?と問われても、患者はなかなか言葉で表現できないんです」実際の患者さんは遠慮してお話しされないようなコメントも多くいただくことができました。
今回の演習では、患者さんの苦悩が自分たちの想像以上に大きいことを知り、患者さんと向き合うにはしっかりとした知識と技術が必要であり、今まで以上に相手を思いやる必要があるということを学ぶことができました。学生たちにとっては、実習に臨むにはもっと技術力を高めなければならないという課題が明らかになり、たいへん有意義な演習となりました。学科長 齋藤 秀子
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