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サガカンの、最新情報。

共に高め合う、仲間がいる。

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  • 2020/11/9学校生活
  • 各論実習を終えて

  • 私たち3年生は、今年の6月から6クールの各論実習に行ってきました。今年は新型コロナウイルス感染症の影響により、例年とは状況が大きく異なる中での実習でした。
    各論実習の中で、特に印象に残っているのが終末期実習です。自分が病院にいるという認識が持てずADLの向上が難しい患者さんに対し、どのように関わればQOLの維持・向上ができるかという視点で関わりました。患者さんとの関わりの中で、できないことであっても何かを行おうとする患者さんの意思を尊重し、まずは患者さん自身に行ってもらうことで、残存機能の維持に努めました。自分でやろうという思いを阻害されずに自分のペースで物事を行えると感じてもらえたのではないかと思いました。また、今患者さん自身に見えている世界観に合わせて関わることも、患者さんが穏やかに過せることにつながることを学びました。
    自分のことが自分でできないということに苦痛を感じている患者さんに対して、どのように関われば「自分でできている」と感じながら穏やかに生活してもらえるのか、自分が患者さんに行うケアの意味についてとても考えさせられた実習でした。
    各論実習では、それぞれの領域の実習が終わる度に、新たな視点に気づけたと思うことが多かったように感じます。また、グループ内でも、1クール目ではカンファレンスで意見が出づらいことがありましたが、実習が進むにつれてお互いの困ったことを相談し合ったり、学びを共有し合ったりすることが自然にできるようになり、チームで動くということの大切さも学べたように感じます。各論実習で学んだことを忘れずに、次の統合実習にも生かしていきたいと思います。
    3年学生

    先日、私達3年生の各論実習6クールが終了しました。特に印象に残っているのは、在宅看護実習でした。在宅では療養者の生活が基盤とな っており、そして何よりも療養者と看護師の信頼関係が重要であることを学びました。療養者や家族の思いを無視して支援を行ってしまうと、信頼関係やその人の生活を崩してしまうことに繋がってしまいます。療養者の生活を大切にしながら、必要となる支援を行っていくことが大切であると学びました。
    訪問看護ステーションでは、疾患を抱えながら、住み慣れた自宅で家族と共に生活したい療養者のもとに同行訪問しました。訪問看護師は、療養者だけではなく、家族の生活をもサポートする役割があると学び、病院とは違う看護の視点を見学することができました。生活を中心とした、その場にある物品を使うなど、臨機応変な適応力が求められると感じました。療養者と看護師との距離感が近い事も、信頼関係の元で成り立っており、在宅看護の特徴であると学ぶことができました。
    病院では食事やリハビリの時間が決められている中での生活であるが、在宅では療養者の1日の生活リズムの中にどのように関わっていくかという視点を大切に支援されていました。
    今年度は、新型コロナウィルス感染症の影響がある中での各論実習スタートでした。日程など変更等ありましたが、先生やグループメンバーと協力しながら実習に取り組み、短期間のなかでも学びを深める事ができました。
    この学びを大切に、残りのカリキュラムも、みんなで協力しながら取り組んで行きたいと思います。
    3年学生