Loading...

サガカンの、最新情報。

共に高め合う、仲間がいる。

共に高め合う、仲間がいる。

  • 2019/3/1学校生活
  • 看護研究発表会を終えて

  • 2/26.27の2日間にわたり、看護研究発表会が行われました。看護研究発表会とは、3年生が今までの実習から1つの事例を取り上げ、事例研究としてまとめたものを発表する会です。
    看護研究に本格的に取り組んだのは7月でした。夏休みも多くの学生が登校し、先生や友人から添削やアドバイスを頂きながら毎日少しずつ完成に向けて努力し、8月末に提出を終えました。
    看護研究をまとめる過程では苦労も多くありましたが、自分の行った看護を真剣に振り返る事で、新たな学びを得ることができました。また、取り上げた実習や共に頑張ってきた仲間を思い出し、改めて感謝の気持ちでいっぱいになりました。
    いよいよ迎えた発表は緊張しましたが、とても達成感があるものでした。また、後輩や先生方からの意見や、学生、病棟指導者さんからの講評を頂くことで更に学びを深めることができました。
    2019年度 卒業生から80名定員に変わったことにより、今回が初めて学校内で行われた看護研究発表会となりました。新たな試みが多く戸惑うことも多くありましたが、委員を中心として3年生全員で協力して準備や運営を行い、無事終えることができました。看護研究発表会が3年生が主体となる最後の行事となりました。このメンバーで最後まで共に努力し、学び合うことができたことをとても嬉しく思います!

    多くの学びを下さった患者さんとそのご家族をはじめ、丁寧にご指導下さった指導者さん、先生方に、12期一同 深く感謝申し上げます。

    3年学生

    私は看護研究をまとめる際には実習での自己の看護や患者さんの反応について、文献を用いてその時の出来事はどのような意味であったのか、どのような影響があったのかなどを振り返り、意味付けをしていきました。文献を用いて振り返ることで、実習中には気が付いていなかった新たな学びや発見が多くありました。また、担当の先生に何度も見て頂き、ご指導して頂いた過程にも、多くの学びがありました。
    当日の発表では、ただ論文を読むのではなく、きちんと自分の看護を相手に聞いてもらう、伝えるということを意識して発表しました。また、他の学生の発表を聞き、自分が経験したことのないことや、新たな視点での学びを得ることができました。
    3年間の集大成としての看護研究発表会を終え、自己の看護観を深めることができたと感じます。4月から臨床に出た時、3年間で学んだことを忘れずに常に成長し続けていけるように頑張っていきたいです。

    3年学生

    私は論文を書いたことがなく、きちんと仕上がるか不安でしたが、担当教員が個性に沿って段階的な指導をしてくださっので、無事に書き上げることができました。
    研究発表はとても緊張しましたが、読み終えた後は、安堵と達成感に包まれました。指導者からの講評や学生の質問・感想を通し、自分では気づかなかった新たな視点があることを学び、より学びを深めることができました。仲間の発表からも得るものがとても多くありました。1・2年生にはこの研究発表から得た学びを今後の実習に生かして欲しいと思います。
    私自身、これからも学び続け、自己を高めていきたいと思います。

    3年学生

    3年生ありがとう。
    卒論研究発表会目標の一つは、後輩に向けて「3年生の看護への向き合い方を知り自身の歩む未来を考える動機となる」でした。見事にそれを成し遂げてくれました。
    「自分もあの3年生のようになりたい。」「頑張ってみよう」1.2年の言葉です。
    それは看護を学んで卒業していく3年生からの大きなプレゼントです。
    また教員たちも「こんなに真摯に学んでくださっていたことに感動しました。
    後輩と共に私たちも、次に向かって一歩ふみだせる希望と勇気をいただきました。

    今年は初めて学内での研究発表でした。
    私たちも3年生も初めてでしたが、委員の皆さんが頑張りました。そこに3年生全員が協力を惜しみませんでした。
    論文は夏休み返上で書き上げ、その後も実習を行いながら何度も見直しを行いました。
    12月・1月は国家試験に集中し、終わるとすぐに、この発表会の準備に取り掛かりました。疲れているだろうに一生懸命でした。
    発表内容は、すべての学生が自己のありようを振り返りながら研究を書き進め、「自分が対象に合わせて変わる必要性を感じた。」と、学べた皆さんを誇りに思います。

    学習や実習は教員や、指導者に導かれ、サポートされながら学びました。
    国家試験は孤独の中一人で頑張りました。
    そして今日は仲間を信じ、発表会を運営し仲間と共に一つのことを成し遂げ、協働して一つのことを成し遂げるということを学びました。
    成長ぶりを頼もしく思いました。

    学科長 日高始子