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苦労して身につけた力は、一生自分を裏切らない。

在校生インタビュー

相模原看護専門学校に通う学生たちは、年齢、キャリアも、ライフスタイルも様々。
高校を卒業して直ぐに入学した学生はもちろん、大学や社会人を経て入学した学生など、多様な学生のそれぞれの視点から相模原看護専門学校についてお話を聞きました。

S.Yさん

S.Yさん

1年生

現役入学

この学校を選んだ理由は?

私が相模原看護専門学校を選んだ理由は、看護に必要な技術や知識などを3年間で深く専門的に学び、実際に現場に出てからもより多くの看護を学んでキャリアを積んでいきたいと思ったからです。
また、私は相模原市内の病院への就職を希望しています。本校の実習先は相模原市内の病院に実習に行くため、就職する際はどの病院に行くか、3年間の実習を通して自分の目で見たこと体験したことを元に、どこで働きたいかを決められるところがすごくいいな!と思ったのと、就職説明会を1年生の頃から実施しているので就職に対する意識が持て、どの病院に就職しようか悩めるのも選んだポイントです!

オープンキャンパスに参加した際は先輩方が生き生きと楽しそうな表情で話されている姿がとても印象的でした。本校に入学してから、私も楽しく学校生活が送れています。先生と学生の距離も近く気さくで話しやすく、相談したいことがあれば親身に寄り添って聞いてくださるのでとても温かくアットホームな所だと感じています。

学校行事では地域との交流が多くあり、幅広い年齢層との関わりを持てる時間があることで、自分自身が地域を知れるからこそ学ぶこともたくさんあって勉強になります!また、地域の人も看護学生と関わってお互いに影響を受け合える行事が多いのも相模原看護専門学校の魅力だと思っています。

これまでの学校生活を振り返っての感想

入学当初は看護学生は忙しい、大変と聞いていたので勉強についていけるか、実習を乗り越えられるだろうか、新しい仲間と仲良くなれるか、不安や心配なことは山ほどありました。ですが、同じ目標を持った仲間と一緒に授業を受け、分からない所があればグループワークでみんなと共有し、一緒に考えて乗り越えているので「難しい、分からない」がそのままになることはなく自己理解も進み、勉強が楽しくなりました。
実習では授業で習った技術や知識を活かす場面が多くあり、もちろん大変だけれど、やりがいや達成感を感じます!なぜグループワークが大事なのか実習では特に痛感させられました。
課題や実習に試験、やることがたくさんある中で授業について行くだけで精一杯な時もありましたが、これらを乗り越えた達成感はすごく誇らしく思え、成長している、成長できたと言える1年でした。

受験生へのメッセージ

どこの学校に入ろうか悩んでいる方が多いと思います。学校によって魅力的な部分はそれぞれ違うので、オープンキャンパスなどで他の学校と比べて、実際に自分の入学後のサガカンでの生活はどんなだろう?と、たくさんイメージしてほしいです!
そして、「こんな看護師になりたい。誰かを助けたい」などの看護師になりたいと思った動機や看護師像を皆さんそれぞれ持っていると思います。“看護師になる”という同じ目標を持った仲間や先輩と一緒に楽しい看護学生生活を送りましょう!

Y.Aさん

Y.Aさん

1年生

社会人入学

この学校を選んだ理由は?

家から近く、通いやすいこと。そして教育訓練給付金制度の対象校だったことが理由です。通学時間はできる限り短い方が学業に専念する時間やプライベートでの時間を確保しやすいと思いました。また、オープンキャンパスに参加した際は学生たちの表情がとても明るく、和やかな雰囲気だと感じました。教員と学生との良好な関係性が築けているからこそ、このような素晴らしい雰囲気を作ることができているのだと思います。このような素晴らしい雰囲気の中でなら、3年間の学校生活を楽しく過ごすことができ、質の良い学びができるだろうと考え、この学校を選びました。

アルバイトなどはしていますか?

アルバイトは週1〜2回土日にしています。介護老人保健施設で介護職員として働いています。介護職員として従事することで、利用者さんとの関わりからコミュニケーション能力などが高められます。このようなアルバイトでの学びも看護の学習に役に立っていると思います。実習前は休みをいただき、実習に集中できる環境を作っています。学業とアルバイトの両立は難しいですが、日頃の復習を意識してテストを乗り切っています。

教育訓練給付金制度を知ったきっかけ

看護学校を受けようと思った際にネットで調べ、このような制度があると偶然発見したのがきっかけです。まず、教育訓練給付金制度の対象校を知るためにハローワークで教育訓練給付金制度が利用できる自宅から通える距離である学校の一覧を教えていただきました。その際に教育訓練給付金対象校は毎年変わる可能性があると知りました。そのため事前に対象校を確認しておくと良いと思います。
また、教育訓練給付金制度を利用しながらアルバイトをする場合は慎重にならない点があります。教育訓練支援給付金は、週20時間以上働くと支給を止められてしまいます。なので、勤務時間に気を付けてアルバイトをする必要があります。また、失業保険もアルバイトの有無によって受給額が変動します。そのために、失業給付期間や教育訓練給付金などの条件をハローワークで事前に確認し、退職日やその後の働き方も相談しておくと良いと思います。

N.Yさん

N.Yさん

1年生

社会人入学

この学校を選んだ理由は?

子育てをしながら、学業にも集中できるように、家から近いことをまず考えました。オープンキャンパスで在校生と教員との関係も近く、学生がのびのびとしていると感じました。教員に相談しやすいのだろうなと感じ、この学校で学びたいと強く思いました。

以前はどんな仕事をしていたのですか?教育訓練給付制度を利用したのであれば受験生に教えたいポイントは?

4年間、特別養護老人ホームで介護福祉士として勤務しておりました。そちらを退職してからの入学だったので、専門職業教育訓練給付金を利用しています。認定には事前に登録や手続きが必要なので、調べて利用されるといいと思います。私はこの制度を入学前ギリギリで知ったため、急いで準備することになり、少し大変でした。
他には、ひとり親のため、高等職業訓練促進給付金を受けております。また、学校で申込みをする奨学金制度も利用し、生活は一応出来ています。収入がなくなるため、生活面で心配だったため、事前にインターネットで調べて情報を取集してました。とても助かっています。

子育てを続けながら勉強を続けられる秘訣は?

私はシングルマザーなので、やはり身近に助けてくれる人の存在は必要かもしれません。近くに母がいたり、妹家族が住んでますので、子供を預かってもらったり、いざという時にとても頼りにさせてもらっています。勉強に関しては、いかに授業中に集中して脳内に入れられるか、課題は持ち越さず早めに終わらせたり、学校での空き時間にはテストの勉強をしていました。家に帰るとどうしても子供のことで時間を取られてしまうので、割り切ってその時間は子供に全振りします。あとは、子供達が就寝した後の1時間、集中して勉強をしていました。限られた時間しかないとなると、逆にとても集中できた気がします。

Y.Sさん

Y.Sさん

1年生

現役入学

これまでの学生生活を振り返って

一年間過ごしてきて感じたことは、当たり前ですが、講義の内容が高校とは全く違うということです。また、社会人の方と現役生とで、仲が良いと感じました。社会人の方が優しいので、現役生も萎縮することなく接することができています。

学校での勉強はどうですか?

テストと課題が重なると辛いというのが正直なところです。グループ課題などは、放課後も集まってやったりします笑!高校で生物を履修していると、入学してからの学習が少し楽になる部分もありました!学習の内容は、覚えることが多いと感じています。

この学校に入学して感じたこと

他の看護学校に行っている人の話を聞くと、サガカンは優しい先生が多いです。校則もそこまで厳しくないと感じました。もちろん実習は髪は黒で実習室にも派手な髪色では入ることは出来ませんが、夏休みや春休みなどは髪を染めている人が多いです!
男子学生は少ないので、男子学生同士集まって、昼食を食べたりしています。放課後もテストや実習がない日は、男子学生皆で遊びに行って楽しく過ごしています!

S.Kさん

S.Kさん

2年生

現役入学

この学校を選んだ理由は?

家との距離が近く他の専門や大学よりもお金がかからないで通えるのがいいなと思って選びました。専門だと大学の看護学部の人より先に就職して働けるというのを聞いて魅力に感じたのも理由の1つです。

この学校に入学して思ったこと

時間の流れがすごく早いなと思いました。勉強が進むと課題や試験に追われるようになり、いつの間にか1ヶ月経ってます。2年生になると実習も本格的になるのでもっと忙しくなります。でも友達と励まし合ったり話をしたりするのもとても楽しいです。ただい、友達の大学生の休みが長いことを少し羨ましく感じる時もあります。

︎実習で心に残っていること

患者さんからの感謝の言葉だったり、看護師を目指すことに対して凄い事だと褒めてくださったことが実習中の励みになったり、これから頑張ることの糧になっています。何回も実習に行きますが、患者さんが言葉をくださったり、努力しているところを見ると私も頑張ろう、と思ったり思わせてもらえたりすることがとても心に残っています。

S.Sさん

S.Sさん

2年生

社会人入学

この学校を選んだ理由は?

私がこの学校を選んだ理由は2つあります。
まず、オープンキャンパスに参加させて頂いた際に、教員と学生の距離も近く、アットホームな雰囲気だったことがとても印象に残り、勉強する環境として魅力を感じました。
もう一つは、専門実践教育訓練給付金・教育訓練支援給付金の支給対象だったという点も大きなポイントでした。

学生と教員の距離が近いと感じた事はありますか?

入学してから、講義や演習で疑問や困ったことがあった際に聞きに行くと、理解するまで熱心に教えて頂いたことがありました。
また、廊下ですれ違うと先生から話しかけて頂いたり、気にかけて頂けるので、相談もしやすく、改めて先生と学生との距離が近いと実感しました。

学校での勉強はどうですか?大変なことはありますか?そしてそれでも頑張れる理由はなんですか?

学年が上がるごとに、座学や実習が大変になっていきますが、勉強したことが今後の自分のためになると考え、前向きに取り組むことで、乗り越えてきました。
また、友人の存在も大きく、大変なのはみんなも一緒で、みんなも頑張っているのだから、私も頑張ろうという気持ちになることができます。

S.Aさん

S.Aさん

2年生

社会人入学

学生と教員の距離が近いと感じた事はありますか?

学校のこと以外でも、なんでも相談にのってもらえるところや、一緒に盛り上がってくれるところです。

学校での勉強はどうですか?

課題が重なったり、追われたりすることはありますが、空きコマなどを利用してコツコツと終わらせています。
頑張れる秘訣は、元々やらなければいけないことなどは後回しにしたくない性格のため、自分の中で目標を設定することで頑張れているんだと思います。

子育てと勉強の両立の秘訣は?

子どもと向き合う時間と課題などに取り組む時間を決め、どっちも疎かにならないようにしています。実習期間中は記録も多いですが、実習が終わってから保育園に迎えに行くまでの少しの時間などで少しずつ終わらせるようにしています。ただ、実習期間は普段と比べるとあまり構ってあげる余裕がないため、その分土日や休みの日に一日中おもいっきり遊ぶなどしてバランスを保っています。構ってあげられない日が続くと、子どももストレスがたまり、「もうママお勉強やめて」と言われることもありますが、そういった時は手を止めて5分ぐらい遊んだり、お話したりしてなんとかやれています。

Y.Sさん

Y.Sさん

2年生

現役入学

アルバイトなどはしましたか?

学校の近くでアルバイトをしています。テストがあってもバイトを入れることで、強制的に勉強時間を作らなければならない状況を作り、短期集中で勉強を行なっていました。それぞれ自分に合った勉強方法や勉強環境の作り方を見つけることが大切だと感じます。

学校を選んだ理由は?

1番の理由は家から近いことです。家から近いと課題やテスト勉強に素早くとりかかれ、時間の効率が良くなります。また朝もゆっくりと起き、時間に余裕があることで心に余裕ができました。また学費の安さ、実習先の近さ、教員との距離感などトータル的に見ると1番自分に合っていると思いこの学校を選びました。

どんな看護師になりたいですか?

危機的な状況に対し、的確、冷静に判断し、対象だけでなく家族や周りの方に配慮した看護を提供できる看護師になりたいです。

A.Oさん

A.Oさん

3年生

現役入学

相模原看護専門学校を知ったきっかけ

私は高校では文系を選んでいたことや、成績があまり良くなかったことから先生から看護専門学校への進学を反対されていました。ですが、先生との面談を繰り返し行った結果、『ここの学校だったら文系から進学した子がいるからいけるかもしれない。』と複数の看護専門学校を探してくれた中に入っていて、サガカンを初めて知りました。オープンキャンパスに参加していろんな学校を見ることで、校則、先生や学生さんの仲の良さなどを見ることができとても参考になりました。オープンキャンパスに参加してみることをオススメします!

相模原看護専門学校での3年間

1・2年生の時は、座学が中心です。単語1つひとつが知らない単語ばかりで、正直、最初の頃は先生が何を言っているのか分かりませんでした。でも、席が近い友達と授業終わりに一緒に勉強して、わからないところを聞き合い、解決できないことは次の授業の時に聞けるようにしていました。また、グループワークの授業も多く、友達と意見交換することで、いろんな視点から1つの物事を考えることができ、楽しく参加できました。サガカンは特に、社会人、現役生、性別など関係なく仲が良いので、話をするのが楽しかったです!サガカンの強みでもある、学年を越えての関わりもあるので、先輩からいろいろ教えてもらったりできる点も良かったです!
2・3年生は実習が多くなります。実習では2週間、病院や施設に通います。なので、学校に入ってから、今までで一番勉強したのではないかと思うほど勉強しました。勉強以外にも記録、演習、技術試験など、たくさん大変なことも辛いこともありますが、サガカンの学生や先生は悩みも親身になって聞いてくれたり、励ましてくれたり、一緒に協力してくれるので、何とか乗り越えられました。
3年間を振り返ってみると、楽しいことも大変なことも沢山あったけれど、とても充実した3年間が過ごせたと思います。

国家試験対策

1年生の頃から国家試験対策に取り組む方もいますが、私はその余裕が全くなく、その日に学んだことを理解することで精一杯でした。なので、1年生では、国家試験対策としての勉強はしていませんでした。ですが、アプリで1日1問解くこと、テスト前にその分野のところを解くなどはしていました。
2年生になってからは、模擬試験を受ける機会が多くなるので、間違えた問題をできるだけ理解できるように自分なりにノートにまとめたり、学校の図書室から解剖生理の問題集を借りて解くなどは余裕があるときに、1時間だけやろうとか決めてやっていました。(他の課題や記録の様子を見ながらやってました。)
3年生になってからは、夏休みまでに必修を終わらせるように夏休みに学校に登校して友達と一緒に勉強していました。わからないところは先生や友達に聞いて解決し、自分の知識にできるよう、説明し合ったり、口に出して覚えるようにしていました。
国家試験勉強も大変でしたが、今となっては、友達と一緒に勉強できて楽しかったです。

受験生へメッセージ

受験勉強は、大変でやめたくなるときもあるかもしれません。でも、試験が終わったらやりたいこと、自分のやりたいことができていることなどを考えて頑張ってほしいと思います!応援してます!

S.Fさん

S.Fさん

3年生

現役入学

国家試験の苦労をどう乗り越えましたか?

実習が12月まであり、そのすぐあとには国試があるので時間も少なく勉強することも多く大変でした。けれど男子学生同士で平日で休みになっていた日も学校へ来て一緒に問題を出し合ったり、学んだ事を教えてもらったりして励まし合いながら頑張りました。国試勉強は、模試の成績が上がったことや国試の後にしたいことを考え、それをモチベーションに変えて日々の勉強に取り組みました。また、毎日勉強!ではなく、たまにリフレッシュする等して乗り越えました。今思うと正直すごく大変な期間でしたが、仲間がいたからこそ乗り越えられたと思います。

これまでの学校生活を振り返っての感想は?

3年間の学校生活は正直とても大変なものでした。課題とテスト、実習をしながら、アルバイトもしていました。特に3年生は5月から12月までほとんどが実習の毎日で、本当に辛かったです。実習のグループや教員、友達に支えられてここまで乗り切ることが出来ました。けれど実習ではいろいろなことを学ぶことができるし、様々な患者さんに出会い、関わらせて頂き、自分自身とても成長できた3年間だったのではないかと思います。大変だと思いますが、全て終われば自分の成長を感じることが出来、楽しかったと必ず思えるので、頑張ってください!

後輩へのアドバイス

頑張りすぎず、たまには休憩しながら、自分のペースで課題、テスト、実習、国試乗り越えていってください。応援してます。

N.Uさん

N.Uさん

3年生

社会人入学

子育てをしながら、勉強を続けられる秘訣は?保育園や支援などについて

私は小学校6年生と3年生の子どもがいるシングルマザーです。入学当初は4年生と1年生で、下の子は学童に通っていました。実家が近いので、子供の体調不良の際に預かってもらったり、グループワークや実習の際にお迎えに間に合わない時は私の母にお迎えをお願いしたりしましたが、お迎えに間に合わないことはほとんどありませんでした。チームのみんなや、先生方にも理解していただいてたので、周囲のサポートに支えられました。

壁に当たったことはないですか?

3年間学生として過ごし、社会人である自分と、学生である自分の立場に悩むことがありました。また、社会人としてというプレッシャーはありましたが先生や仲間に相談しながら過ごしました。また、育児との両立が大変でした。入学当初は、うまく両立できなくて母親として悩むことがたくさんありました。でも、自分自身学校生活に慣れていくことや、全てを完璧に行おうとしない事を意識してから、少し楽に生活することができたと思います。

これまでの学校生活を振り返っての感想は?

「看護学校は大変」「実習が怖い」「寝れない」など看護学校に纏わる色んな話を聞いてから看護学校に入学しました。3年間を通して、確かにとても大変でした。実習に行くのは緊張はしたけど、怖くはなかったです。指導者さんや患者さんからたくさんの事を学ばせていただきました。確かに寝れないこともあると思いますが、それがずっと続くわけではないため、みんな乗り越えられているのだと思います。3年間を通して、看護について学び、入学当初に比べると知識等がついたと思います。そして学校生活を通して、人として成長できたと思います。また、3年間いろんな場面で気を張る事が多いと思います。私は気を張りすぎて疲れてしまう事が多かったです。今思い返すと頑張ることも大切ですが、時には自分を労わりながら息抜きを早い段階で見つけられると更に良かったなと思います。これから入学を考えている方は、あまり無理をしすぎずにたまには息抜きをしながら学生生活を楽しんでほしいと思います。3年間辛いこともありましたが、得られる物も多かったです。とても温かい学校ですので、ぜひ楽しみながら頑張ってほしいと思います。

H.Aさん

H.Aさん

3年生

社会人入学

クラスメートとの関わりで苦労したこと

私は人と話すのが苦手です。さらに、大半の学生は一回り以上年下の異性です。そのため、最初のうちは分からないことがあっても相談することができず、困ることが多かったです。そのような時、担当の先生から声をかけてもらい助かりました。3年生になると先生方やグループメンバーも私のことを理解してくれていて、心遣いを感じました。それがなければ、長い実習期間を乗り越えられなかったと思います。また、クラスメートとの関わりでは、普段から自分のことを話すようにしたり、自分が分かることは困っている人に教えてあげるように心掛けました。そうする事で周囲の人との関係性も生まれ、逆に自分が困った時にも助けてもらえたり、良い方向に向かいました。

実習で困ったこと

私は文章を書くことも苦手です。実習では、とにかくたくさんの文章を書きます。日中の実習も大変でしたが、帰ってから記録などの文章を書くのはそれ以上に大変でした。そればっかりは一人で書くしかないので、、、。なぜ他の学生があんなに早く大量の文章が書けるのか、なぜ自分にはできないのか悩んだこともありました。しかし、実習の記録はあくまで適切なケアをするためのツールであり、記録以外のレポートなども文章力を問うものではない。伝えたいことが伝わればいい。と割り切ってなんとか乗り切りました。精神論になって申し訳ないのですが、文章が苦手な人でも伝えることを諦めなければ、実習はなんとかなると思います。

就職予定の病院は希望どおりでしたか?

希望通りです。ほとんどの学生は、不本意な就職先にはならないと思います。それだけ、学校が地域の病院から信用されているのだと思います。また、先生方にもご尽力いただけるので、就職に関しては心配いらないと思います。私も不安で堪らなかったのですが、円滑に就職先が決まりました。注意点があるとすれば、就職面接が実習中に行われることが多いです。その時は実習に身が入らず困りました。だからこそ、これから就職活動する人には過度に不安にならないでほしいです。

国家試験対策はどのようにすすめましたか?

私が試験勉強を始めたのは、冬休みが終わってからです。勉強しないといけないと内心焦っていたのですが、なかなか行動に移すことができず、ぎりぎりなって重い腰を上げた格好です。自宅では集中できず、専ら学校の図書室で勉強していました。毎日6~10時間ほど過去問を解いていたのですが、多くの問題を解くことより、一問一問理解するように努めていました。国家試験は自己採点ではかなりの高得点を取る事ができました。予備校などには通わなかったのですが、学校で行われる模擬試験や試験対策用の補講と過去問の学習に真面目に取り組んでいたことで、かなり力がついていたのだと思います。

卒業生からのメッセージ

本校を卒業して、看護師として活躍している先輩たちからのメッセージ。この学校で学んでよかったことや、就職先の病院での話など、現役の看護師ならではの内容が満載です。(令和元年5月にメッセージをもらいました。)

金子さん(7回生/学校法人北里研究所 北里大学病院勤務)

看護学生の頃は、臨床実習やテストなど目まぐるしい毎日で、大変なこともたくさんありましたが、サガカンはアットホームな環境だったので、先生方へ質問もしやすく学生同士協力し合いながらそれらを乗り越えることができました。授業ではグループで話し合い、発表する機会が多く、自分の考えをまとめる方法や伝え方が学べたり、たくさんの価値観に触れる中で自身の看護観を培うことができました。また、病院で働く看護師や医師の講義や、生体シミュレーターを使った学内演習などもあり、臨床で役立つ知識や技術を学ぶことができました。僕は北里大学病院で働いています。急性期にある患者と関わる中で、自分の未熟さに気がつくことも多いですがサガカンで学んだ知識や経験が土台となって今の自分がいるのだなと実感することが多いです。辛いこともありますが、患者さんから「ありがとう」等の言葉をもらうと看護師になってよかったなと思います。これからも、サガカンでの学びを忘れずに患者にとって安心安楽な看護を提供できるよう努力していきたいです。

雨宮さん(9回生/神奈川県厚生農業協同組合連合会 相模原協同病院勤務)

私が看護師を目指すきっかけとなったのは、自分の職場に看護学生さんが実習に来て、生き生きと患者さんに関わっている姿を見て看護師に憧れを抱いた事でした。今は、助産師一年目ですが、サガカンに入学し、学習を進めていく中で、就職先を決めるために参加した病院のインターンシップで出産直後の母親と赤ちゃんに接する助産師の姿を見て、生命の誕生に直接携わる助産師の仕事に感銘を受けたことが目指すきっかけです。サガカンでは、先生方が熱心に学生の声に耳を傾けてくれます。私が助産師になりたいと言った時も願書の書き方や面接対策などの受験対策を熱心にしてくださいました。卒業後も先生方が気にかけてくださり、看護師2年目で助産師学校を受験し無事に合格した際もずっと応援してくれた心強い存在でした。先生方やクラスメイトと築いた3年間は実習などで大変なこともありましたが、一つひとつの困難を乗り越えるために諦めない強い気持ちを培い、お互いに支え合うことの大切さを学んだ3年間でもあり、臨床に出た今でも原動力になっています。今後は母親と赤ちゃんが安全・安心に分娩に臨むことができるように支援していくこと、新しい生活を迎えるにあたり少しでも不安を軽減し、前向きに育児に取り組むサポートができる助産師になれることを目指して成長していきたいと思います。

望月さん(10回生/医療法人社団相和会 渕野辺総合病院勤務)

私は高校生の時に人と関わる仕事に就きたいと考え、周囲の勧めもあり看護師を目指しました。看護学校を何校か検討した中で、サガカンは当時1学年が40名と少人数制であったことが魅力的でした。学生と教員の距離が近く、温かな雰囲気で学生生活を過ごせると思い、サガカンに進学を決めました。私が3年生になった年に1学年の定員数が80名に増えましたが、その時も変わらず臨地実習や就職活動について親身に相談に乗っていただきました。授業ではグループワークや演習が多くあり、今もその時の内容を思い出して日々の看護に役立てることが出来ていると感じます。授業以外にも課外活動や、地域の方々と交流する機会があり、充実した学生生活を送ることが出来ました。私自身、優良な学生ではなく、勉強も苦手だったので何度も挫けそうになりましたが、先生方に手厚くサポートしていただきました。先生や仲間に何度も背中を押して貰い、実習や国家試験を乗り越えることができました。現在、私は渕野辺総合病院の内科病棟に勤務して3年目になり、プリセプターとして卒業校の後輩のサポートを行っています。看護師としてまだまだ未熟ですが、後輩指導を通して看護師として成長し地域を支えていきたいと思います。

中村さん(9回生/医療法人社団博奉会 相模ヶ丘病院勤務)

私が看護師を目指すきっかけとなったのは、出産のため入院し、初めての出産、子育ての不安でいっぱいの中、親身になって話を聴いてくださった看護師の存在があったからです。その看護師さんとの出会いから、私自身が誰かのためになる仕事がしたい、同じ子を持つ親や不安を抱える人の力になりたいという思いが強くなり、看護師を志望しました。サガカンに入学し、子育てをしながらの学校生活は辛い時もありましたが、同じ目標を持ったクラスメイトの存在、家族、教員など周囲の大きな支えもあり、充実した学校生活を送ることができました。サガカンは、教員と学生の距離が近く、何でも相談できる環境で、自ら学ぶという姿勢が自然に身につきました。また、カリキュラムの中にはチュートリアルという少人数制で行うグループワークがあり、そこで相手の思いを傾聴しながら、自分の気持ちを伝えるというコミュニケーションの基本も学ぶことができました。そして、自然に相手を思いやる気持ちも身につき、看護師として働く現在でも、患者様や他職種との関わりの中で大きく役立っていると思います。

安田さん(11回生/医療法人社団仁恵会 黒河内病院勤務)

サガカンを卒業し、臨床で働き始めてから2年目になりました。日々の忙しい業務の中、ふと学生の時に実習で受け持った患者様を思い出すことがあります。実習では一人一人とじっくりと向き合い、疾患だけではなく患者様のその人らしさを知り、看護を行っていました。先生方はとても真剣で熱心な指導をしてくださり、私たちの課題に向き合い直面している壁を共に乗り越えてくださっていたように感じます。そのため各実習はとても濃く、学びが詰まっていた日々でした。また、クラスメイトの支えも大きく、性別も年齢も異なるみんなで課題に取り組むことで、それぞれの価値観があり物事の着目点も異なることを再確認でき、実習ではチームとしての意識を持って取り組むことができました。実際に働き始めてからもチームワークは重要であり、学生時代の経験が活かされていると感じています。看護師としてまだまだ未熟で力不足を感じる毎日ですが、先生方、クラスのみんな、そして患者様から学ばせて頂いた多くのことを糧にし、初心を忘れず日々努力していきます。

西野さん(11回生/独立行政法人地域医療機能推進機構 相模野病院勤務)

私が看護師を目指した理由は母が看護師をしており、幼い頃から母の姿を見て育ちました。母の働く姿を近くで見た時に活き活きと働く母はとても輝いて見えました。幼いながら私も母みたいになりたいと強く思いました。看護師になるため進路を考える時に様々な学校に見学に行きました。サガカンに決めた理由としては、看護師としての感性を高めることができると感じ、アットホームな雰囲気の中伸び伸びと学ぶことができると思い進学しました。3年間の学生時代は辛いことや大変なこともあり挫けそうになることもありました。しかし先生方、クラスの皆が親身になり支えてくださり乗り越えることができました。自分が辛い時に誰かが支えてくれたおかげで前を向き頑張ろうと思えました。その経験から患者さんが辛い時は側で身体的、精神的にも支えされる存在でありたいと日々思い患者さんと接しています。今後も身体的、精神的にも患者さんを支えていける看護師でいたいと思います。

砂賀さん(10回生/医療法人財団明理会 相原病院勤務)

私が看護師を目指すようになったのは、小学生の時に喘息で入院したことがきっかけでした。実際にサガカンに入学し、看護師になる為の勉強をすればするほど、憧れと現実とのギャップに打ちのめされることが何度もありました。そのたびに先生や同期の学生の言葉に支えられ、様々な困難を乗り越えてこられたのだと実感しています。いざ学校を巣立ち、看護師として働くようになると、これまで学んだ全ての事が自分の看護の中に生きていると感じました。学校の演習室で何度も練習したシーツ交換や清拭の技術であったり、繰り返し反復して覚えた解剖生理学の基礎知識であったり、講師に来てくださった現役看護師の体験談であったり、今でもふとした瞬間に想起しています。今、看護師として働き始めて3年目になりました。後輩ができ、指導する側になっても、未だに一人前には程遠いと感じる場面に何度も直面します。看護師を続ける限り勉強や努力に終わりはありませんが、その分可能性も無限にあるのだと思います。今後も目の前の患者さんやご家族のためにできることをひとつひとつ積み重ね、自分の看護を成長させていきたいと思っています。