- 2016/11/18学校生活
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卒業時到達度技術試験を終えて
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11月10日(木)に3年生は「医療安全」の科目の中で卒業時技術到達度の確認を行いました。
10月末までに3年生は、成人、小児、母性、精神、老年看護学の実習をすべて終了しています。これまでの学びの中で、看護実践能力がどのように培われているのかをOSCE(客観的臨床技能試験)によって確認し、自分の課題を明らかにします。
今回のOSCEでは、事前に二つの事例が提示され、学習をした上で試験に臨みます。試験では最初の1分間で課題を読み、患者役の人(模擬患者)に適切な看護を規定の時間の中で実施します。試験では、緊張感もあったと思いますが、看護師として、どうすることが患者の安全、安楽、自立につながるのか、これ迄に学んだことが活かされ、しっかりと考え対応できていました。模擬患者さんからも「学生さんがとても丁寧に関わってくれて、大切にされているなと感じました。」とコメントをいただきました。
また、このOSCEでは、教員だけでなく、実習でお世話になった病院の臨床指導者の方にも評価をしていただきました。臨床指導者の方々も3年生の成長ぶりに感心してくださいました。
このあと、3年生は最後の統合実習に行きます。今回の学びで得られたこと、また、ここで明らかになった自己の課題の解決を目標に、しっかりと実習に取り組んでほしいと思います。学科長 齊藤 秀子
OSCEを実施する前はどちらの事例が試験に使用されるのかわからず、とても緊張していました。試験の際は頭の中が真っ白になり、模擬患者さんに向き合うことに必死でした。終了してから試験のことを振り返ってみると、自分の課題や傾向がわかり、とても良い学びになりました。模擬患者さんからは「声が聞き取りやすかったし、誘導の声掛けがあって安心したよ。」とお言葉をいただき、自信につながりました。この経験を統合実習にも生かしていきたいと思います。
3年 学生
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