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共に高め合う、仲間がいる。

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  • 2015/10/25ブログ
  • 平成27年度 看護職復職支援事業 復職技術研修会

  • 相模原市病院協会主催の看護職復職支援事業の復職技術研修会が10月25日(日)当校で開催されました。現在、看護師の資格を持っていても出産や育児などで仕事から離れ、資格を持っていても看護師として働いていない「潜在看護師」と呼ばれる人が、相模原市内だけでも3500~4千人いると推定されています。その方々の復職を後押しようと、看護技術のおさらいをするための研修会で、採血や静脈注射などの技術体験や復職支援相談が実施されました。約20名の参加者は当校の静脈注射のシミュレーションモデルを用いて市内病院の看護師の指導をうけ、真剣に体験されていました。
    指導者の中には、当校の卒業生もおり、「久しぶりに学校に来て、とても懐かしかった。今後は院内の看護研究のまとめをするのに、学校の図書室も利用したい。」と話しており、卒業生が相模原市内で看護師として活躍している姿をみて、頼もしく嬉しく思いました。
    また、参加者の皆さんは、看護師としての経験がある方々ですので、注射器を手にすると、注射器もすぐ身体の一部となり、その技術は身体に染み付いていることに感心いたしました。今回の研修をきっかけに、多くの方が再度看護師として、市民の医療・福祉に貢献し、活躍されることを願っています。
    今回は、臨床と教育とが協働しながら、現場で行われている最新の技術教育が学生に提供できるように、「注射」の技術を学生に指導している教員も参加しました。今後も看護学校は看護師養成を行うだけでなく、継続教育や今回のような潜在看護師の復職支援など、地域の人々の医療・福祉のために努めていきたいと思います。
    尚、今回の事業の様子は、神奈川新聞(10月26日)にも掲載されました。

    学科長 齋藤 秀子