2年生は、11月4日から2週間、「慢性的な病と共に生きていく対象が、疾患のコントロールや自己管理の方法を理解し、自ら意思決定した方法で病と折り合いをつけながら、その人らしく生活することを支える看護を学ぶ」ということを目標として、成人・老年看護学実習Ⅰに取り組んで参りました。
対象とたくさんコミュニケーションをとらせていただき、対象が疾患をどのように受け止め、向き合ってきたのかということや、対象の生活背景など、たくさんお話させていただきました。
その中から、どのようにセルフマネジメント（自己管理）をして、その人らしく生活するためには、どのような支援をすることができるかを考えました。
対象との関りから、多角的視点を持って対象を捉えることの大切さを実感しました。
対象に必要な看護を考える中で、多くの思考をめぐらせ、たくさん悩み、最終日まで考え抜いた実習となりました。
今回の実習を通して、患者や家族の意思決定を支援する立場として、人の人生を看るという責任を持って、看護に取り組めるよう学び続けなければいけないことを実感しました。
受け持たせていただいた方、指導者さん、病棟スタッフに感謝致します。

2年学生