- 2024/10/1ブログ
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「厚生労働省 医療技術等国際展開推進事業 コンゴ民主共和国キンシャサ特別州看護師養成能力強化事業」の一環での視察
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コンゴ民主共和国では、1990年代から続いた国内紛争や不安定な政治経済状況により、質の高い保健医療サービスが提供されずに、5歳未満児死亡率や妊産婦死亡率は依然として高い状況にあります。
保健人材養成制度の看護師養成は上級・中級保健人材があり、関連法規が整備されていないことから、現在保健人材養成校が無秩序に増加し、適切な教育が提供されているとは言い難い状況にあるとのことです。
この課題に対応すべく、看護教員や臨床指導者能力強化プログラムの策定に必要な知見を得ることを目的に、2024年9月6日~9月20日の期間、厚生労働省からの委託により国立国際医療研究センター国際医療協力局で研修を実施することになりました。
その事業の一環で、9月12日(木)に相模原看護専門学校にコンゴ民主共和国のコンゴ民主共和国保健省の男性5名、国際医療協力局のスタッフ2名、通訳1名が視察に見えました。
午前中は「看護教育の継続教育等の整備に向けて」の日本看護学校協議会からの説明が中心でしたが、活発な質疑の様子に課題意識の高さを実感いたしました。
午後は当校の授業見学と学生との交流の時間を取りました。2年生のエンドオブライフの授業と1年生の解剖生理、体育の授業を見学しました。体育の授業では「何故、この授業があるのか?」との質問を受け、学生は「体力をつけるため」「チームワークを育むため」と笑顔で即答しました。学生の元気で明るい様子に「良い学校を見せて頂き、とても参考になる視察でした」と感謝の言葉を頂きました。
今回の交流で、本校の学生もコンゴ民主共和国の医療や看護の状況の一端を知り、貴重な体験となり、良い刺激になったと思います。これからのコンゴ民主共和国の看護教育の発展を願っております。校長 水澤晴代
専門実践教育訓練給付制度厚生労働大臣指定講座となりました。制度については厚生労働省のホームページにてご確認ください。
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