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サガカンの、最新情報。

共に高め合う、仲間がいる。

共に高め合う、仲間がいる。

  • 2015/8/4学校行事
  • 平成27年度一日看護体験が行われました

  • 2015年8月3日(月)4日(火)の2日間、平成27年度一日看護体験が行われました。猛暑の中、52名もの参加者をお迎えすることができました。本校は8月から夏休み期間となり、校舎の改修工事の範囲が広がっています。限られた場所での体験及び見学となりましたが、参加された方々は、熱心に体験をし、教員や在校生の話に耳を傾けていました。

    この一日看護体験は、看護体験をできること、また、在校生の体験談を聞けることが特徴です。

    看護体験では、今年度は沐浴体験、高齢者体験、車椅子移動体験を行いました。

    沐浴体験では、生まれて間もない赤ちゃんと同じ位の重さに作られた乳児のモデル人形を使用し、お風呂に入れてあげる体験をしてもらいました。実際に沐浴をする時と同様に、お湯の温度の管理をしたり、お風呂に入れている時に赤ちゃんの頭を固定し、顔や耳にお湯がかからないように洗ってあげたり、沐浴後も身体が冷えないようスムーズに身体を拭いたりと、結構注意することは多く、参加者の多くは高校生だったので、悪戦苦闘していたようです。

    高齢者体験では高齢者の特徴が体験できるおもりと特殊な眼鏡、手袋を装着し、杖を使って歩いてみたり、お皿の上にある小さな豆を箸でつまむ体験をしてもらいました。高齢者は視野が狭くなったり、色も分かりにくくなったり、身体が重く感じたり、同じ動作をするのにもとても大変なのだということに気付き、驚く参加者も多かったようです。

    車椅子移動体験では交代で、患者役となり車椅子に乗って押されたり、看護師役となり車椅子を押す体験をしてもらいました。車椅子で移動する場合は、ちょっとした段差で移動できなかったり、普段目に付かなかったバリアに気付くこともできたのではないでしょうか。

    車椅子 こんなちょっとした段差も車椅子の人には大変です

    車椅子 こんなちょっとした段差も車椅子の人には大変です

    看護体験では、実際に体験することで「看護師になりたい」という気持ちを改めて感じた参加者の方が多かったようです。是非、その気持ちを大切にしてください。

    在校生の体験談については、1年生から3年生までの学生ボランティアが参加し、出身も高校卒業後ストレートで入学した学生から社会人出身の学生までおり、参加者の方は幅広い体験談を聞くことができたようです。

    参加者の方にとっても、また学生ボランティアにとっても、「看護師になりたい」という気持ちをより深めた、実りある一日となりました。

    中田先生、埜村先生、伊藤先生、戸田先生と学生ボランティア

    中田先生、埜村先生、伊藤先生、戸田先生と学生ボランティア

    この写真のほかにも、井上先生や多くの学生ボランティアが参加しました。