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サガカンの、最新情報。

共に高め合う、仲間がいる。

共に高め合う、仲間がいる。

  • 2020/7/28学校生活
  • 基礎看護学実習Ⅱを終えて

  • 私は今回の実習で80代女性の方と60代男性の方に関わらせてもらいました。お二人とも身の回りのことは殆どご自分でされていたので、手順書が必要な援助はあまりせずコミュニケーションを主に行っていました。家庭環境や生活背景の違う方たちだったのですが、やり取りを重ねていく中でお二人ともご自分の死を意識されているということがわかりました。私はなにか助けになることをしたいと思ったのですが、できることが見つからず無力感や焦りを感じていました。その際先生に「コミュニケーションも立派な援助なのではないか」「患者さんは話を聞いてもらって助かっていると言っていた」とアドバイスをもらい自分のやっていたことは無駄ではなかったのかもしれないと思い少しほっとすることが出来ました。今回の実習で病を抱える人にただ寄り添い続けるということのもどかしさ、相手のことを想ってコミュニケーションをとることも援助になりうるということを学びました。患者さんを大切にする看護を意識して学んでいけたら良いと思います。
    2年学生

    私たち2年生は、7月上旬から2週間、基礎看護学実習IIに取り組んで参りました。2度目となる実習でしたが、最初の実習と比較すると時間数や記録物も増え、不安な気持ちが強いまま実習をむかえることになりました。いざ実習が始まると、不安や緊張よりも日々吸収できる患者さまの感情や反応など学びの方が多く、たくさん考え試行錯誤をしながらあっと言う間の2週間となりました。
    どうしたら患者さまのために何かを提供できるだろう、何をしたら看護につながるんだろう、どの立ち位置で患者さまを見ていれば思考や危険を見逃さないでいられるだろう、と、毎日考え続けて悩むときもありましたが、看護をするということは、看護師になるということは、きっといつまでもこんなふうに悩んで試行錯誤を繰り返していくものなのかもしれないと感じました。
    次の実習でも、たくさん悩んで、考えて、吸収したいと思っています。
    今から楽しみです!
    2年学生