- 2018/1/23学校生活
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オープンダイアログを体験しました
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1月17日の精神看護援助論Ⅱの授業で、けやきの会の利用者さん4名とスタッフの方をお招きして、授業で習ったオープンダイアログを行いました。
オープンダイアログとは、フィンランドで生まれた家族療法の一種で、患者、家族、親戚、医療者など患者に関わる重要な人たちが集まり、「開かれた会話」を行うことです。「開かれた会話」では、上下関係はなく、すべての発言が許され、傾聴され、応答されます。「開かれた会話」を行い、応答されることが治癒につながるそうです。
授業の前半では、施設についての説明をしていただき、後半は学生9名が利用者さんやスタッフの方と机を囲んで「開かれた会話」を行いました。参加している学生も利用者さんもスタッフの方も皆笑顔で、和やかな雰囲気で会話を楽しんでいる様子が印象的で、傍聴していた私たちもとても楽しく癒されるひと時でした。また、学生が夢を尋ねると、「趣味についてスキルアップしたい」、「役割にやりがいを感じており、これからも頑張りたい」などといった前向きな思いが伝わってきました。
これまでも白優祭でのライブなどで施設の利用者さんとの交流は行なっていましたが、素のままの色々な話を伺えて、より近づけた気がしました。今回、けやきの会の皆さんがこのような場に積極的に参加してくださったのは、「社会に対して自分たちのことを伝えたい」という強い思いがあってのことだったと思います。私たちは看護師を目指す者として、どんな風に寄り添っていけるかを考える、大変良い体験になりました。けやきの会の皆さん、ご協力いただき、ありがとうございました。
2年学生
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