- 2016/12/13在校生
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全力で駆け抜けてきた臨地実習!
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これまでの3年間、様々な領域の看護の実習を通して、それぞれ本当にたくさんの学びがありました。中でも私自身、印象に残っているのは在宅看護論実習です。
それまでの病院での実習とは異なり、訪問看護師と共に実際に在宅療養をされている患者さんの自宅へ訪問し、そこでの看護の様子や患者さんとの関わりから、在宅という現場の実際を知りました。それまでは、病院で入院されている患者さんとの関わりの中で、「退院がゴール」だという考えがどこかにあり、言葉ではその人らしい生活を送れるようにと考えつつも、退院した先にある「本当の」その人の生活まで考えられていなかったことに気付きました。ほとんどの患者さんには、退院の先に自宅での生活があり、そこに帰っていくために入院中の生活があるのだと学び、病院における看護において大切な視点を学ぶことができました。
そして、今回最後の臨地実習にあたる統合実習が終わりました。統合実習では、これまでに各領域の実習で学んだことを活かし、さらに今までとは異なり複数の患者さんを同時に受け持ち、ケアを提供するという経験をしました。広い視野を持つことや情報共有の重要性など、実際の現場で必要な能力について深く学ぶことができました。
3年間の臨地実習は今回の統合実習が最後でしたが、卒業後は看護師として患者さんと関わり、看護を実践していく中で、実習での経験や学びを最大限に活かしていけるよう、精進して行きたいと思います。3年学生
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