私たち３年生はついに領域別実習が始まり、私たちのグループは臨地実習の前に母性看護学実習の学内実習を行いました。

学内実習ではリプロダクティブヘルスライツをグループメンバーで話し合ったり、沐浴の練習をしたり、DVDを視聴したり、国家試験を解いたり、事例を看護展開したりと盛り沢山の内容でした。

とくに私は『うまれる』というDVDを視聴したことにより、出産、産まれることが当たり前ではないと考えさせられました。２時間という短いDVDの中に多くの人の出産に対する感動や悲しみがつまっていて、夫婦揃って正常な分娩までいく夫婦、死産になってしまった夫婦、障害児と分かっていても悩みながらも産んだ夫婦、不妊治療を行なっても子を授からなかった夫婦、帝王切開で出産した夫婦、色んな形があり、自分が産まれてきたことも、周りの人が産まれてきたことも奇跡なのだと考えることができました。これから看護師になり、関わっていく患者さん１人１人には親がいて産まれてきた子と考えることで、患者さん１人１人との関わりがもっと変わってくるのではないかと考えることができました。

今回の学習で学んだ命の大切さをこれからの実習や看護師になってからも活かしていきたいと考えています。