私たち3年生は新型コロナウィルス感染症の影響で、実習に行く前に学内で事前学習をする時間が普段以上に取れたため、先生方は演習やDVD教材などを活用して、学内でも私たちの学びを深めることができるように環境を整えてくださいました。

私のグループは、1クール目が母性看護学実習でしたので、周産期にある母子の特徴を理解するために、事例を活用して学習しました。グループメンバーで意見を出し合って、教室の黒板いっぱいに情報を書き込んで母子の身体的、社会的、精神的な側面、母子相互作用についての理解に努めました。

さらに「うまれる」というDVD教材を視聴しました。妊娠・出産、流産・死産、不妊、胎児に障害があるとわかって出産を選択した人たちの実際の話を観て、それぞれの家族のカタチがあることを知りました。

産まれてくる幸せと喜びだけでなく、苦しい思いや不安を抱えながらも、覚悟を決めて出産に挑む夫婦がいるということです。それぞれが抱えているものの背景を知ることで、より命の尊さを深く実感できるのだと思いました。

この思いを大切にしながら、臨地実習に活かしていきたいと思います。
各論実習はまだまだ始まったばかりです。
体調管理を気をつけて、最後まで駆け抜けて行きたいと思います。

3年学生