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苦労して身につけた力は、一生自分を裏切らない。

在校生インタビュー

相模原看護専門学校に通う学生たちは、年齢、キャリアも、ライフスタイルも様々。
高校を卒業して直ぐに入学した学生はもちろん、大学や社会人を経て入学した学生など、多様な学生のそれぞれの視点から相模原看護専門学校についてお話を聞きました。

F.Kさん

A.Kさん

1年生

社会人入学

奨学金や給付金などの制度は利用していますか?

私は教育訓練給付制度について全く知らなかったのですが、合格通知にそのパンフレットが同封されていて、自分も利用できるかもしれないと思い、ハローワークに問い合わせてみました。教育訓練給付金制度には、「専門実践教育訓練給付金」と「教育訓練支援給付金」の二つがあり、条件を満たせば同時に申請できる制度です。しかし、私の場合事前に制度を全く知らなかったために、支給対象者となるための通算勤務日数の条件に3日間足りず、惜しくも「教育訓練支援給付金」の申請は出来ませんでした。この制度を事前に確認し、退職日などをしっかり考えておけば良かったと後悔しました。
入学後は神奈川県看護師等修学資金にも申込み採用されたため、給付金や修学資金を活用することで、経済的な負担を軽減し勉強に集中できる環境が作れ、大変感謝しています。

入学試験の準備はどんな事をしましたか?

入学試験を受けるため、自身の基礎力を考えて塾を利用しました。高校を出てから10年以上になる私は、英語や数学をほとんど覚えていなかったからです。しかも私は中国出身なので、漢字については問題ありませんでしたが、長い文章の理解についてはかなり不安でした。また、入学できた後のことを考えて、国数英の基礎力も必要なため、この機会に勉強をし直そうと決めました。一人で勉強すると怠ることもありますが、塾では時間が決められているので、それに合わせて勉強することができました。ちなみに、私の場合は月4回で、1年半くらいかけ、受験に備えました。
受験対策としては、サガカンの過去問を何回も解き、出題傾向を把握しました。それにより、範囲を絞って効率よく勉強ができました。それから看護系YouTube動画を視聴し、面接等の情報収集をしました。
入学試験を受けるために、大変長い時間をかけて準備しましたが、その甲斐があって、無事に合格することができました。

入学して良かったことや困ったことはありましたか?

日々の勉強は忙しくて大変ですが、先生との距離が近くて、勉強しやすい環境だと思っています。また、先生方はみんな尊敬できて、質の高い学びをできていると実感しています。
困ったことは、私の場合は外国人なので、やはり「言葉の壁」です。特にレポートや記録などの書きものは大の苦手です。対策としては時間をかけて何度も書き直すようにしています。未だに作文には苦戦していますが、授業や課題で書く機会が多いので、最初ほど苦に感じなくなりました。また、最近では言葉で分からない時、周りの友人が優しく教えてくれるので助かっています。

S.Mさん

S.Mさん

1年生

社会人入学

この学校を選んだ理由は?

私がこの学校を選んだ1番の理由は家から近く通いやすかったことです。家には子どもが3人いるので保育園の送迎や児童クラブへのお迎えのことを考えると通いやすさは外せないポイントでした。もう1点、専門実践教育訓練給付金・教育訓練支援給付金の支給対象だったというのも大きなポイントでした。3年間無収入になると生活がかなり厳しくなるので、2ヶ月に一回教育訓練支援給付金が支給されることで家計的にかなり助かっています。

学校での勉強はどうですか?大変なことはありますか?

自分が学びたいと思っていたことを日々勉強しているので、家事育児との両立は大変ですがやりがいはあります!しかし自分は元気でやる気はあっても子どもの体調不良でどうしても授業を休まざる得ない時もあり…ちょっとした体調不良なら両親に見てもらえますが、新型コロナウイルスにかかった子を高齢の親に預けるわけにもいかないのでコロナ流行期は特に大変でした。教育訓練支援給付金は2ヶ月間の授業出席率が80%を超えていないと支給が打ちきられてしまうということもあり、この1年はとにかく出席日数との戦いでした。

子育てをしながら勉強を続けられる秘訣は?

家では家族と過ごす時間を多く取りたいので課題はなるべく家に持ち帰らないよう、休み時間や空きコマを利用して学校で行うようにしています。1番小さい子はまだ乳児で、家では抱っこすることが多く座って勉強する時間が中々取れないので、どこでも気軽に勉強できるようgoodnote5というノートアプリでフラッシュカード(単語帳や暗記カードのようなもの)や赤シートで隠せる暗記ノートを作り、隙間時間にささっと見たり、立ったままでも勉強しやすくするなど工夫していました。またテスト前や実習中は夫がメインで家事育児をしてくれていました。家族の協力があったからこそ、この一年集中して勉強に取り組むことができたと思います。

A.Wさん

A.Wさん

1年生

現役入学

看護師を目指すきっかけは?

私が目指そうと思ったきっかけは、看護師として働く姉の影響が1番大きいです。幼い頃から尊敬している姉から、看護師の業務内容ややりがい、大変なことなど様々な看護師に関することを聞き興味を持ちました。それをきっかけに看護師について自分で調べ、自分の強みを活かせるのではないかと思い看護師を目指すため、姉の母校である相模原看護専門学校を受けました。

あなたにとって看護師とはどんなお仕事ですか?

私にとっての看護師は、常に忙しく、責任感や自ら学習する向上心、努力をとても必要とする仕事だと思います。患者さんの命を預かっている立場であるため、様々なリスクと隣り合わせであり良くも悪くも人に身体面、精神面で直接的に影響を与える力が強い仕事だと思います。だからこそ、人や仕事に対する誠実さが必要であり、専門的知識・技術など国家資格を必要とするやりがいを実感できる仕事だと思います。

これまでの学校生活を振り返っての感想は?

入学した当初は知り合いが一人もいないことや、自分は本当に看護師になれるのかなどといったたくさんの不安がありました。しかし、学校生活を送っていくにつれ、先生方のわかりやすく楽しい授業や演習により、知識や技術が自分の身についていることを実感でき、充実した環境で学ぶことができる学校であると感じています。また、友人たちと共に同じ目標に向かっていくことの心強さや、課題やテスト勉強、実習に対する不安を共有できることの安心感により、学校生活を思っていた何倍も楽しく過ごせていると思います。

D.Nさん

D.Nさん

1年生

社会人入学

看護師を目指すきっかけは?

私は大学に入学してすぐに病気を患い、そこから数年間の入院生活を経験しました。自分にとってそれが、初めての入院で何もかもが不安でいっぱいでした。治療は辛いし、薬は多くて苦いし、検査は痛いしと生きてきた中で一番苦しい日々でした。周りの同級生から置いて行かれてしまっているという焦りもありました。それでも、入院生活を乗り越えることができたのは、隣で寄り添い支えてくれる看護師の存在があったからです。それまで、看護師という職が選択肢の中になかった私が、寄り添い支える看護を受けて私もそちら側になりたいと思いました。少し回り道をしたけれど看護師になれば、私の病気や入院の経験も最大限に活かすこともできるし、私にとって最良の選択だと思い看護師を目指しました。

学校の雰囲気は?

学校紹介にもありますが、本当にアットホームな学校で明るい雰囲気です。学生と教員の距離は近く話しかけやすい教員ばかりで、学習面のサポートだけでなく悩み事などにも親身に相談に乗ってくれます。学生同士の関係も良い雰囲気だと感じます。授業にグループワークが多くあり、普段はそんなに話す機会がない学生とも話し合ったりする機会が多いので、誰とでも自然に仲良くなっていきます。また、先輩は後輩に優しく凄く頼りになり、私も何度も助けていただきました。学年は違っても授業や行事、学校生活で関わる機会があるので、分からないことや質問などをしてみてください。必ず助けてくれると思います。このアットホームな雰囲気の良さは相模原看護専門学校ならではだと思います。

1年生を終えてみて

看護学生は忙しいってよく聞くけど、実際はどうなんだろうと入学前は思っていましたが、本当に忙しくて時間が一瞬で過ぎていきました。特に私の場合は、入院生活から復帰してすぐということもあり最初の頃はついて行くのに必死でした。普通に学校で授業を受けるだけでも自分にとっては精一杯なのに、課題や試験に、実習とやるべきことは山積みでした。それでも、その忙しさが、私にとっては生きてるって感じられるもので楽しかったです。時間が一瞬で過ぎていくと感じるぐらいに忙しいし大変だけど、全てにやりがいを感じられたなと思います。

F.Sさん

A.Sさん

2年生

社会人入学

学生と教員の距離が近いと感じた事、その時の話を教えてください。

社会人経験10年以上での入学なので、先生たちとの年齢が近く、若い頃の話を一緒にして懐かしんだり、育児のことで相談したりすることもあります。先生方は看護のプロなので、優しく相談にのってくれて、話すだけで心が楽になります。

以前はどんな仕事をしていたのですか?給付金制度などを利用したのであれば受験生に教えたいポイントは?

学校に入学する前は介護福祉士をしていました。私は高等職業訓練促進制度を利用しています。利用するための条件がありますが、役所の方に色々と聞くと良いです。こういった制度は、自ら動かないと向こうから教えてくれるわけではないので、どんどん動いて聞いた方が良いです。知らないと損することがたくさんあります。ありがたい制度だとおもいます。資格がないかもと思っても、とりあえず聞いてみることだと思います。

子育てをしながら、勉強を続けられる秘訣は?

手を抜けるところは抜くこと、だと思います。
学生でもあり、母でもありますが、私の本業は「母」であるため、子どもとの時間は1番大切にしています。家事は必要最低限のことだけをやり、掃除は実習や試験が終わった時などにまとめてやっています。「いい加減」ではなく、「良い加減」が大切だと思ってます。

Y.Fさん

Y.Fさん

2年生

現役入学

入学して感じたことは?

私は男子学生で、やはり入学前は男子が少ないことに少し不安がありました。しかし、グループ学習を通してたくさんの人と話したりするなかで、女性、男性関係なく話せるようになり、休憩時間も男子学生だけでなく女子学生と話すこともあったりと今は不安などはありません。また、いろいろな年齢層の方がいますが、あまり年齢は関係なく誰とでも話したりするので、みんなで楽しく学校生活を送ることができています。

学校で大変なとことはありますか?

正直、課題が重なったりした時は大変だなと感じることがあります。しかし、先生に気軽に相談することができる雰囲気、環境になっているので、相談したり、友達と放課後少し残って課題をやったりすることで、課題を終わらせるようにしています。そうすることで、大変と思っても1人で抱え込まずに行えるので大変な中でも頑張って課題を提出期限までに出すことができています。

アルバイトはしていますか?

私はアルバイトは平日の週2回、学校終わりにやっています。効率良く勉強することが苦手なので、アルバイトは平日の週2回だけにして、しっかりと勉学に打ち込めるようにし、土日は息抜きでクラブチームでバスケをしています。テストや実習がある週はアルバイトはお休みさせてもらって学業に集中し、自分なりに勉学とアルバイトの調節をしながらやっています。

実習で困ったことや支えてもらったこと感じたことはありますか?

やはり実習になると、記録などがあって睡眠時間が減ってしまったり、たくさんの調べものがあったりと大変だと感じます。しかし、1人で悩んだりしている時には先生や友達が声をかけてくれて、相談に乗ってくれたり、学内の日には先輩なども声をかけてくれたりなど、たくさんの人が支えてくれます。なので、自分の考えがまとまらない時も、他の人からのアドバイスで気づくことがあったり、相談に乗ってくれる人がいるので不安を抱えこまずに実習を行うことができる、精神的な支えにもなってくれて、実習を乗り越えることができています。

S.Fさん

S.Fさん

2年生

社会人入学

看護師を目指すきっかけは?どんな看護師になりたいですか?

私の母は看護師をしているので看護師として働く母への憧れから看護師という仕事に興味を持ちましたが、入院を経験した際、実際に看護師さんが働く姿を見て、看護師になりたいという思いがさらに強くなりました。

看護師は精神的にも体力的にも大変な仕事だと思います。その反面、とてもやりがいのある仕事だと感じています。看護師は、患者さんやその家族との関わりが他職種に比べて一番多いからこそ患者さんにとって「より身近な存在」であり、「心の拠り所となれる存在」だと私は感じています。患者さんやその家族が「その人らしく」「その家族らしく」生活していけるよう、また人生を生き抜けるよう支えられる、「患者さんの理解者」「心の拠り所」となり続けられる看護師になりたいです。

この学校を選んだ理由は?入学して感じたことは?

私は、相模原市内の病院への就職を希望しているので、地域との交流などを大切にしている相模原看護専門学校を選びました。また、オープンキャンパスや一日看護体験に参加した際、アットホームな雰囲気に惹かれたことも相模原看護専門学校を選んだポイントです。

入学してからは、廊下ですれ違ったときに先生から話しかけてくださったり手を振ってくださったり。困ったことや悩んだことがあると親身になって話を聞いてくださいます。先生から「最近どう?大丈夫?」と声をかけてくださることもあるので、私たちも相談しやすいなと日々感じています。

先生との距離が近いこともそうですが、学生同士もとても仲がいいです!社会人、現役生関係なくとっても仲がいいなと感じています。また、グループワークなどもたくさんあるのでチームで協力するということを日頃から行えることも魅力です。現場で働くうえで他職種との連携が必要になってくるので、日頃からチームで協力するということを経験できることがグループワーク学習の良いところだと思います。

学校での勉強はどうですか?大変なことはありますか?そしてそれでも頑張れる理由はなんですか?

正直、とても大変です。1年生は特に座学がメインになるうえ、科目数も多いので…
それでも、座学で得た知識が実習や日々の演習などで活用できたときはとても嬉しいです。知識が身についたと感じ、成長を自分自身で感じられる喜びがあるので頑張れます!他には、大変な勉強を乗り越えられるのは友だちの存在がとても大きいと感じています。

受験生へのメッセージ

大変なことや悩むこともたくさんあったけど日々成長を感じられて毎日とっても充実しています!

緊張すると思うし受験勉強など本当に大変だと思います。
学校に入学した後やその先のこと、楽しいことをイメージして自分らしく、自分のペースで!

日々の学習の積み重ねが大切になるので一日一日を大事に!
辛いこともあるし悩むことも多いと思うけど周りの人にも頼りながら看護師になった自分を想像しながら頑張って!

M.Kさん

M.Kさん

2年生

社会人入学

この学校を選んだ理由は?

私が本校を希望した理由は、チューター制度があり一人ひとりの個性に合わせて勉強や進路について指導をしていただけると思ったからです。家から近く、学業に専念する時間を確保しやすいことも理由の一つです。また学校見学の時に学生さんが生き生きしていて、とても楽しそうに先生方とお話されているのを見て、学生と教員との間に信頼関係が築けていると感じました。このような素晴らしい雰囲気の中で学んでみたいと思い、受験を決心しました。

以前の仕事は?

私はこれまで、テーマパークの従業員やコールセンターでの新人教育など、接客に関わる仕事に従事してきました。社会人として働いてきた経験はありますが、新たな内容を学ぶのは最初だけなので、学生に戻り勉強をするということがとても新鮮で楽しかったです。人見知りをせず誰にでも話しかけることができるのは、接客業ならではの特性だと思っています。この特性は看護師になっても私の大きな武器になると思っています。どんな仕事であっても、その貴重な経験は看護師になってから活かせると思います。

学校の勉強はどうですか?

勉強は覚えることがとにかく多いため、とても大変です。特に実習の時は記録や疾患の理解などが追いつかず、睡眠時間を削って勉強をしました。しかし先生や指導者の方が親身になって指導してくださり理解が深まりました。また、実習グループのメンバーやクラスメイトと支え合い、わからないことや大変なことを共有することで、一緒に頑張ることができました。一人ではないと思えることは大きな励みになります。

K.Oさん

K.Oさん

3年生

社会人入学

国家試験対策はどのようにしましたか?

1年のときから過去問を解いて問題に慣れるようにしていました。3年になって本格的に取り組むようになってからは、問題集や模試の解き直しをしながら、自分の苦手分野をふせんにまとめてノートにして見直せるようにしました。1人で勉強することもありましたが、国家試験が近付くと不安になり、学校に来て友人と話をしながら勉強することもありました。
困ったときは教員に相談できる環境があったのでとても心強かったです。

就職活動はどのようにすすめましたか?

学校で行われる就職説明会を参考に、気になった病院の就職説明会や、 インターンシップ に参加しました。
また実習先が市内の病院なので、 自分が働いたときのイメージもしやすかったと思います。 見に行けなかった病院は学生同士で情報共有したりして、できる限り選択肢を増やすよう にしていました。

子育てと学業の両立で大変だったことは?

まとまった勉強時間の確保が難しいこと、実習中の記録や課題には苦労しました。子ども に寂しい思いもさせてしまったなと後悔することもありましたが、子どもからの「ママ、頑張ってね!」の言葉には何度も支えられました。
大変なことも多かったですが、家族やクラスメイト、教員のサポートのおかげで3年間無事に乗り切れたと感じています。

これからサガカンに入学する方へのメッセージ

現役の方、社会人の方と様々な年代の方がいると思います。 どうやってコミュニケーションをとったら良いか悩んだり3年間やっていけるかなど、いろいろな不安や悩みがあると思いますが、同じ目標をもって頑張れる仲間がいるのは看護学校の良いところだと思っています。これからの学校生活で初めて経験することや辛いこともあると思いますが、1人で悩まず周りと協力しながら乗り切ってもらえたらと思います。

Y.Kさん

Y.Kさん

3年生

社会人入学

実習で困ったことや支えてもらったと感じたことはありますか?

私は最初の頃、解剖生理が苦手だったので患者さんの身体で何が起こっているのか、解剖生理学的に勉強してアセスメントをし記録に反映させるのに時間がかかった記憶があります。なので1年生の解剖生理学の授業は真剣に聞いて、その場で覚えられるところは覚えてしまうのが1番近道だと気づきました(笑)
また、グループメンバーや担当の先生方、受け持ち患者さん、そして家族と、私と関わってくれた沢山の方々に支えられてキツくてツラい実習を乗り越えられたのだと思います。受け持ち患者さんからのストレートな感謝の言葉や励ましの言葉、応援の言葉にとても勇気づけられたのを覚えています。

国家試験対策はどのように進めましたか?

必修・一般状況設定の問題集を買って、ひたすら解く。ただ解くだけではなく、間違っている選択肢がなぜ間違いなのか、正解だった選択肢はなぜ正解なのかを教科書などで調べてマーカーを引くなどして、根拠づけて勉強していました!すると違う問い方をされても大体解けます!(過去問を解きすぎて答えを覚えてしまったためにこれで大丈夫なのかと不安が大きくなることはあるあるですが、正解の理由と間違っている理由が心の中で言えていれば大丈夫です(^^)

国家試験の苦労をどうやって乗り越えましたか?

私は勉強を頑張ったなと思える時は好きなものを食べて沢山寝て、家族とお話して、と家の中で好きなように楽しく過ごしていました(笑)
私は比較的、家で1人で勉強する方が向いていたので自宅中心で行っていましたが、たまには気晴らしに友達とカフェに行き教え合ったり問題を出し合ったりして勉強していました。つらくなったら友達にLINEをして愚痴大会(もうやりたくない!無理!など)を開催し、でもあと少し頑張ろう、と励まし合いながら乗り越えました。

H.Yさん

H.Yさん

3年生

社会人入学

実習で困ったことや支えてもらったと感じたことはありますか?

実習で困ったことは疾患と患者さんの背景などを関連づけてアセスメントすることです。そんな時に先生は親身になって、一つずつ丁寧に教えてくれたことで自分が今何をやるべきなのかを考えて行動することができました。また、色々な人と関わる中でどのように関わっていけばいいのか分からなくなることがありました。そんな時にグループメンバーに相談すると、他者の視点を知ることができ、個別性に合った看護をすることができました。

国家試験の苦労をどう乗り越えましたか?また、リフレッシュ方法は?

国家試験の勉強を本格的に始めたのは3年生の実習が終わった12月からでした。国試まで2ヶ月しかなく出題範囲も広いため自分の持っている知識では追いつかず、模試では思うように点数が取れなかった時に落ち込んでしまい勉強が嫌になることが多々ありました。その中で私は、私を支えてくれている周りの人たちにたくさん思っていることを話して、その人達に話を聞いてもらったりご飯を食べに行ったりしました。また、勉強の時間を決めてその時間は集中し、終わったらお菓子を食べたりYouTubeを見たりして気分転換をしていました。

これまでの学校生活を振り返っての感想

1、2年生の時は講義が多く寝てしまうことがよくありました。そしてテストに課題も多くて大変だけれど、分からないところは先生にわかるまで聞いたり、友達に聞いて一緒に考えたりして助け合ってきたからこそ乗り越えられたのだと思います。3年生になってからは実習の日々が続きましたが、グループメンバーで情報共有をして他の視点からも考えたり、辛いことがあった時は、話を聞いてもらったり、チームワークを大切にしていきました。相模原看護専門学校ではチームワークがとても大切ということを教えてくださいました。実習で実際にチームワークを経験することで、より大切だということを学べました。決して簡単な3年間とは言えず大変なこともたくさんありましたが、たくさん勉強することで患者さんの役に立てていると感じることができたり、もっと人を助けたい、看護をしたいと思うことができました。3年間、大変なことがあり、辛いこともありましたが、勉強を頑張り人と向き合うことで、その分たくさんの喜びもありました。長いようで短い看護学校生活でした。

卒業生からのメッセージ

本校を卒業して、看護師として活躍している先輩たちからのメッセージ。この学校で学んでよかったことや、就職先の病院での話など、現役の看護師ならではの内容が満載です。(令和元年5月にメッセージをもらいました。)

金子さん(7回生/学校法人北里研究所 北里大学病院勤務)

看護学生の頃は、臨床実習やテストなど目まぐるしい毎日で、大変なこともたくさんありましたが、サガカンはアットホームな環境だったので、先生方へ質問もしやすく学生同士協力し合いながらそれらを乗り越えることができました。授業ではグループで話し合い、発表する機会が多く、自分の考えをまとめる方法や伝え方が学べたり、たくさんの価値観に触れる中で自身の看護観を培うことができました。また、病院で働く看護師や医師の講義や、生体シミュレーターを使った学内演習などもあり、臨床で役立つ知識や技術を学ぶことができました。僕は北里大学病院で働いています。急性期にある患者と関わる中で、自分の未熟さに気がつくことも多いですがサガカンで学んだ知識や経験が土台となって今の自分がいるのだなと実感することが多いです。辛いこともありますが、患者さんから「ありがとう」等の言葉をもらうと看護師になってよかったなと思います。これからも、サガカンでの学びを忘れずに患者にとって安心安楽な看護を提供できるよう努力していきたいです。

雨宮さん(9回生/神奈川県厚生農業協同組合連合会 相模原協同病院勤務)

私が看護師を目指すきっかけとなったのは、自分の職場に看護学生さんが実習に来て、生き生きと患者さんに関わっている姿を見て看護師に憧れを抱いた事でした。今は、助産師一年目ですが、サガカンに入学し、学習を進めていく中で、就職先を決めるために参加した病院のインターンシップで出産直後の母親と赤ちゃんに接する助産師の姿を見て、生命の誕生に直接携わる助産師の仕事に感銘を受けたことが目指すきっかけです。サガカンでは、先生方が熱心に学生の声に耳を傾けてくれます。私が助産師になりたいと言った時も願書の書き方や面接対策などの受験対策を熱心にしてくださいました。卒業後も先生方が気にかけてくださり、看護師2年目で助産師学校を受験し無事に合格した際もずっと応援してくれた心強い存在でした。先生方やクラスメイトと築いた3年間は実習などで大変なこともありましたが、一つひとつの困難を乗り越えるために諦めない強い気持ちを培い、お互いに支え合うことの大切さを学んだ3年間でもあり、臨床に出た今でも原動力になっています。今後は母親と赤ちゃんが安全・安心に分娩に臨むことができるように支援していくこと、新しい生活を迎えるにあたり少しでも不安を軽減し、前向きに育児に取り組むサポートができる助産師になれることを目指して成長していきたいと思います。

望月さん(10回生/医療法人社団相和会 渕野辺総合病院勤務)

私は高校生の時に人と関わる仕事に就きたいと考え、周囲の勧めもあり看護師を目指しました。看護学校を何校か検討した中で、サガカンは当時1学年が40名と少人数制であったことが魅力的でした。学生と教員の距離が近く、温かな雰囲気で学生生活を過ごせると思い、サガカンに進学を決めました。私が3年生になった年に1学年の定員数が80名に増えましたが、その時も変わらず臨地実習や就職活動について親身に相談に乗っていただきました。授業ではグループワークや演習が多くあり、今もその時の内容を思い出して日々の看護に役立てることが出来ていると感じます。授業以外にも課外活動や、地域の方々と交流する機会があり、充実した学生生活を送ることが出来ました。私自身、優良な学生ではなく、勉強も苦手だったので何度も挫けそうになりましたが、先生方に手厚くサポートしていただきました。先生や仲間に何度も背中を押して貰い、実習や国家試験を乗り越えることができました。現在、私は渕野辺総合病院の内科病棟に勤務して3年目になり、プリセプターとして卒業校の後輩のサポートを行っています。看護師としてまだまだ未熟ですが、後輩指導を通して看護師として成長し地域を支えていきたいと思います。

中村さん(9回生/医療法人社団博奉会 相模ヶ丘病院勤務)

私が看護師を目指すきっかけとなったのは、出産のため入院し、初めての出産、子育ての不安でいっぱいの中、親身になって話を聴いてくださった看護師の存在があったからです。その看護師さんとの出会いから、私自身が誰かのためになる仕事がしたい、同じ子を持つ親や不安を抱える人の力になりたいという思いが強くなり、看護師を志望しました。サガカンに入学し、子育てをしながらの学校生活は辛い時もありましたが、同じ目標を持ったクラスメイトの存在、家族、教員など周囲の大きな支えもあり、充実した学校生活を送ることができました。サガカンは、教員と学生の距離が近く、何でも相談できる環境で、自ら学ぶという姿勢が自然に身につきました。また、カリキュラムの中にはチュートリアルという少人数制で行うグループワークがあり、そこで相手の思いを傾聴しながら、自分の気持ちを伝えるというコミュニケーションの基本も学ぶことができました。そして、自然に相手を思いやる気持ちも身につき、看護師として働く現在でも、患者様や他職種との関わりの中で大きく役立っていると思います。

安田さん(11回生/医療法人社団仁恵会 黒河内病院勤務)

サガカンを卒業し、臨床で働き始めてから2年目になりました。日々の忙しい業務の中、ふと学生の時に実習で受け持った患者様を思い出すことがあります。実習では一人一人とじっくりと向き合い、疾患だけではなく患者様のその人らしさを知り、看護を行っていました。先生方はとても真剣で熱心な指導をしてくださり、私たちの課題に向き合い直面している壁を共に乗り越えてくださっていたように感じます。そのため各実習はとても濃く、学びが詰まっていた日々でした。また、クラスメイトの支えも大きく、性別も年齢も異なるみんなで課題に取り組むことで、それぞれの価値観があり物事の着目点も異なることを再確認でき、実習ではチームとしての意識を持って取り組むことができました。実際に働き始めてからもチームワークは重要であり、学生時代の経験が活かされていると感じています。看護師としてまだまだ未熟で力不足を感じる毎日ですが、先生方、クラスのみんな、そして患者様から学ばせて頂いた多くのことを糧にし、初心を忘れず日々努力していきます。

西野さん(11回生/独立行政法人地域医療機能推進機構 相模野病院勤務)

私が看護師を目指した理由は母が看護師をしており、幼い頃から母の姿を見て育ちました。母の働く姿を近くで見た時に活き活きと働く母はとても輝いて見えました。幼いながら私も母みたいになりたいと強く思いました。看護師になるため進路を考える時に様々な学校に見学に行きました。サガカンに決めた理由としては、看護師としての感性を高めることができると感じ、アットホームな雰囲気の中伸び伸びと学ぶことができると思い進学しました。3年間の学生時代は辛いことや大変なこともあり挫けそうになることもありました。しかし先生方、クラスの皆が親身になり支えてくださり乗り越えることができました。自分が辛い時に誰かが支えてくれたおかげで前を向き頑張ろうと思えました。その経験から患者さんが辛い時は側で身体的、精神的にも支えされる存在でありたいと日々思い患者さんと接しています。今後も身体的、精神的にも患者さんを支えていける看護師でいたいと思います。

砂賀さん(10回生/医療法人財団明理会 相原病院勤務)

私が看護師を目指すようになったのは、小学生の時に喘息で入院したことがきっかけでした。実際にサガカンに入学し、看護師になる為の勉強をすればするほど、憧れと現実とのギャップに打ちのめされることが何度もありました。そのたびに先生や同期の学生の言葉に支えられ、様々な困難を乗り越えてこられたのだと実感しています。いざ学校を巣立ち、看護師として働くようになると、これまで学んだ全ての事が自分の看護の中に生きていると感じました。学校の演習室で何度も練習したシーツ交換や清拭の技術であったり、繰り返し反復して覚えた解剖生理学の基礎知識であったり、講師に来てくださった現役看護師の体験談であったり、今でもふとした瞬間に想起しています。今、看護師として働き始めて3年目になりました。後輩ができ、指導する側になっても、未だに一人前には程遠いと感じる場面に何度も直面します。看護師を続ける限り勉強や努力に終わりはありませんが、その分可能性も無限にあるのだと思います。今後も目の前の患者さんやご家族のためにできることをひとつひとつ積み重ね、自分の看護を成長させていきたいと思っています。