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サガカンの、最新情報。

共に高め合う、仲間がいる。

共に高め合う、仲間がいる。

  • 2018/10/3学校生活
  • 模擬患者(SP)さんを迎えての授業を終えて

  • 9月26日、成人回復期援助論で模擬患者さまと関わる演習が行われました。
    私たちのグループは事例の患者様の「望み」や「不安」を知り、より良い看護につなげるため、「コミュニケーションを通して患者様を知ろう」と考えながら模擬患者様と関わりました。
    この演習で、事例の患者様として演習にご協力いただいた模擬患者さまと話す中で、自分たちが考えていた紙面上の患者様よりも、もっと多くの不安や希望を抱えて療養生活を送られていることを知り、実際に関わることで多くの学びにつながることができました。
    この学びをグループで協力しながら、これからの看護展開につなげていきたいと思います。

    2年Aクラス学生

    今回のSPさんの演習では、患者さんがリラックスした状態で自分の思いを話すことができるというのが目標でした。しかし、患者さんが逆に気を遣ってしまい、私たちも一方的に質問をしてしまい、深く気になった言葉について伺えなかったため、患者さんがリラックスした状態で自分の思いを話すというのはできませんでした。実際に心臓リハビリテーションのパンフレットを作ったことにより、患者さんが自分が今どの状態にいて、何をしていかなくてはいけないのかが明確になり、良かったです。回復期の看護は、その方の退院後の生活を見据えて計画を立て実施することが大切だと演習を通して改めて感じました。

    2年Bクラス学生

    9月26日 成人回復期援助論で7名の模擬患者さんをお迎えし、演習をおこないました。
    この科目は健康障害を負った患者さまの「生活の再構築」がテーマです。
    学生たちは、グループで紙面上の患者さまをアセスメントし今日の演習に臨みました。
    演習で実際に模擬患者さんにお会いすると、学生たちは自分たちが考えていた以上に複雑な患者さまの心理に触れ、回復期の看護を考える刺激になった様子です。
    演習後の模擬患者さんと教員のリフレクションでは、模擬患者さんから貴重なご意見をいただき、これからの授業の組み立ての有意義な時間となりました。
    ありがとうございました。

    授業担当教員

    ※模擬患者(SP)さんとは・・・

    模擬患者さんは病気の状態、性格・生い立ち・生活環境などを設定した患者になりきって、学生の看護援助に対応していただき、その後、患者として気づいたこと、感じたことを率直にナース役の学生に伝えます。学生は各実習に出る前に、実習目的に沿った模擬患者さんへの関りを経験することで、実習のイメージを膨らませ、実習準備を行っていきます。